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歩行周期 を知って正しい歩き方を身につけよう

歩行周期 とは?

 

日常生活の中で、何気なく歩いていますが

どのような動作が行われているのでしょうか

 

無意識的に歩いていて、姿勢の歪みや動作の

クセが様々なプロポーションの崩れに原因に

なっていきます。

 

今回は『歩き』のメカニズムをご紹介させて

いただき、歩き方の動作のどの部分を意識

するとボディーメイクにつながるかなどの

一助になればと思います。

 

歩行のメカニズムについては

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歩行時の脚の動きをイメージしてみましょう

歩いている時は

片足は地面についていて、片方は離れている

 

この

地面に足をつけている時を『立脚期』

地面から足が離れている時を『遊脚期』

と呼ばれています。

 

専門的には立脚期、遊脚期の中で細かい分類

がありますが、わかりやすくまとめると

 

地面に足がついている時の足の動きは

 

1、かかとが地面に接地する

2、足裏すべてが地面と接地する

3、かかとが地面から離れる

4、つま先で地面をける

 

この4つの動作が行われています。

 

地面から足が離れている時は

 

5、地面から足が離れる

6、脚を前に振り出す

7、足を地面に降ろしていく

 

左右の脚で1~7の動きを交互に行いながら

歩いています。

 

そして、歩行時には全身の筋肉を動員しつつ

バランスを保ちながら、歩行動作をします

 

歩行で使われる筋肉群とは

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歩行各動作で使われる下半身の筋肉の一部は

 

1、前脛骨筋(スネの筋肉)

2、腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)

3、内側広筋(前ももの内側の筋肉)

4、大腿直筋(前ももの真ん中の筋肉)

5、大腿二頭筋(裏もも外側の筋肉)

6、大殿筋(お尻の筋肉)

 

があります。

 

歩く7つの動作の中でこれらの筋肉が

順番に作用しながら歩を進めます

 

歩く動作で良く使われる筋肉は 前脛骨筋

前脛骨筋は つま先を上げる筋肉

 

かかとで接地し、足裏すべてが地面に接地

する行程で使われ

 

かかとが地面から離れ、つま先で蹴る行程

では、裏側の腓腹筋が使われます。

 

膝上の筋肉では

かかとが地面に接地する時は 大腿二頭筋

が使われ、足裏すべてが地面に接地する

工程の中で大殿筋も使われ始めます。

 

足裏すべてが地面に接地し、かかとが地面

から離れる間、内側広筋 大腿直筋 など

前ももの筋肉が、体が前に倒れないように

体を支えてくれます。

 

また、大腿直筋は脚を前に振り出す時にも

使われています。

 

このように、歩く動作において脚の前後の

筋肉が交互に作用し、姿勢を保ちつつ、脚を

前へ前へと出してくれているのです。

 

日常生活において全く歩かないという日は

ほとんど無いと思います。

 

歩くという動作はどのように体が動き、

どこの筋肉が使われているのかを知ることで

自分の歩き方の問題点が見えると思います。

 

問題のある歩き方が原因で

 

太ももの前張りが強い

・ヒップトップが下がり、垂れ尻

ふくらはぎの外張りが強い

骨盤の横幅が出てきた etc・・・

 

プロポーションの崩れにつながっていきます

 

正しい歩き方を知っても、これで合っている

のか、わからない方も多いと思います。

 

そのような時は歩行動作の専門家に一度

相談、確認をしていただければと思います

 

正しい歩き方を身につけて、健康的で綺麗な

姿勢を身につけていきましょう。

 

正しい姿勢を身につけボディメイクしたい方

骨盤の横幅 が広くなる4つの原因と対処法

↑↑↑こちらをご覧ください↑↑↑

 

参照URL:

https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/report/gakujutsu/2008/3-8/SB_08.pdf

 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年、カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

作成日:2020.02.26

 

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