顎の肉 がついて 落ちない原因は
・顎の下に たるんだお肉がついてきた
・朝方、顔が 慢性的にむくんでいる
・デコルテラインを 綺麗に引き締めたい
首筋から胸元までの範囲を デコルテ と呼ぶ
服装によっては強調される デコルテライン
よく見ると 顎下の肉がたるんで落ちてきた
二重顎によって フェイスラインが大きく
見えるし 困っている
どうして 顎の肉がつき たるんでくるのか
顎の肉は 皮下脂肪 と むくみ
が 主な要因です
今回は デコルテラインにつく 顎の肉に
ついてご紹介させて頂きます
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顎の肉 皮下脂肪がつきやすいのは
人間の体脂肪は
皮膚の下につく 皮下脂肪
内臓の周りにつく 内臓脂肪
にわかれます
顎まわりにつく脂肪は 皮下脂肪
どうすると 皮下脂肪がつくのか
食べ過ぎや運動不足などにより 摂取と消費の
バランスが崩れると 脂肪がつきやすくなる
この時 全身にどのように脂肪がついてくのか
体脂肪率からみた 脂肪の付き方を調査した
先行研究では 1）
体脂肪率の増大に伴って 皮下脂肪は
お腹が最もつき 女性では次いで 骨盤まわり
前もも、腕・肩甲骨の順で 皮下脂肪が厚く
なっていた と発表されています
お腹まわりの脂肪は厚く 体の中心から離れた
所の脂肪は 厚くなかった ということです
ここから 顔だけ皮下脂肪が蓄積するという事
は考えにくい
顔に皮下脂肪が蓄積するときは 全身の体脂肪
が過剰に蓄積したとき という事です
顔の脂肪を落としていく為には
全身の体脂肪コントロール が必要
全身の体脂肪を落としていく為には
摂取と消費カロリーの バランスを整えること
が重要です
そのための方法でオススメなのが
一日の中で 16時間の空腹時間を作る
詳しくは 上記リンクも合わせてご覧ください
また 顎の形態変化を調べた先行研究では 2）
皮膚弾力性の高い 20～30 代では 下顎部の
皮下脂肪厚が 顎の形態に大きく影響しており
比較的若い年齢においては 二重顎の形成には
皮下脂肪が大きく関与していることが示された
加齢に伴い 皮膚や広頚筋などの皮下軟部組織
がたるみ脂肪が下垂することや皮膚自体の重み
や皮下組織の重みによっても皮膚がたるむこと
が報告されている と述べられています
20～30代は皮膚の弾力があるため 顎まわりに
皮下脂肪が蓄積すると たるみにつながる
40代以上になると 加齢により 皮膚や首の筋肉
などがたるむと 皮下脂肪も下に落ち 顔全体の
たるみにつながる ということです
そのたるみ方は 別の先行研究で 3）
全年代を通し フェイスライン側が 最もたるみ
顔面中央になるほど たるみにくかった
と発表されています
顔の中心に比べて 顎まわりはたるみやすい
加齢とともに 皮膚が下がってくることも
顎の肉の一因になる と考えられます
皮下脂肪ではなく 皮膚のたるみなどが
原因の顎の肉では デコルテラインの筋力低下
が問題です
前側の首の筋肉が衰えると フェイスラインを
下に引っ張り たるませるだけでなく 前首の下
を流れる リンパの流れが滞ってきます
むくみの元であるリンパ液は 筋肉が伸縮する
ポンプ運動で 巡ります
筋肉が衰えることで 筋ポンプが働かなくなり
フェイスラインにむくみがたまる
このむくみも重力で下がり たるみとなると
顎に肉がついたように見えてきます
デコルテラインのむくみによる 顎の肉
に関しては こちらの記事 で引き締める方法
をご紹介しております
【 まとめ 】
下顎についた 顎の肉
たるんで 二重顎の原因につながる
その原因は 皮下脂肪 と むくみ
摂取と消費カロリーのバランスの崩れが
皮下脂肪蓄積の 原因のひとつ
皮下脂肪は お腹まわりを中心につきはじめ
体の中心から離れると 脂肪がつきにくくなる
そのため 顔にだけ皮下脂肪がつくという事は
なく 全身の体脂肪が過剰に蓄積すると 顎の肉
が 目立つようになる
皮下脂肪による顎の肉は全身の体脂肪を落とす
ことで スッキリしていきます
皮下脂肪以外では 加齢によるたるみ
たるみはフェイスラインで起こりやすく
皮膚や筋肉が衰え 下に落ちる
さらに筋肉が落ちることで その下を流れる
リンパの巡りも滞り むくみがたまると
重力によって下に下がり 大きなたるみに
そのたるみが 顎に肉がついたように
見えてくるのです
フェイスラインの むくみを流すためには
前首の筋肉の 機能性を上げることが重要です
顎の肉を落として フェイスラインを
スッキリさせ 小顔になりたい
専門的に フェイスラインを整えていくには
姿勢と動作から整える小顔整体 で引き締めて
まいります
参照WEB：
1）https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshhe1931/62/2/62_2_65/_pdf/-char/ja
2）https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/37/2/37_81/_pdf
3）https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/49/2/49_114/_pdf/-char/ja
文責 ： 榎本 裕司
整体師歴20年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修：相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師（国家資格）コンディショニングトレーナー
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了（スポーツ科学）
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日：2021.04.17