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O脚 X脚 あぐら W座り

O脚 X脚 あぐら W座り

脚のラインを構成する

筋肉や脂肪、形は

日ごろの生活習慣での

座り方や立ち方、歩き方などの

日常動作での動きが大きく影響しています。

O脚の原因 あぐら W座りなど

長時間や長期間の同一姿勢により

立ち方や歩き方などの動きに歪みが出ると問題ですが

立ち方や歩き方が問題がなければ

O脚やX脚などのように歪むことは少ないと考えられます。

O脚とは

足をそろえて、くるぶしをつけて立った時に

膝が内側を向き両膝の間が空く状態をO脚 

正式には内反膝といいます。

X脚とは

このO脚と似た症状に、

足をそろえて、くるぶしをつけて 立った時に

両膝はついたとしても

膝から下が外に出ている状態をX脚といいます。

変形性の股関節症や膝関節症など

骨が変形していないのであれば

日頃の姿勢や座り方や立ち方、歩き方など

普段の生活習慣の中の日常動作が原因だと考えられます。

姿勢改善と動作改善で

日頃の立ち方や歩き方などを見ながら

股関節や膝関節、足関節の歪みを

調整して整えていく事が可能です。

ではどのような生活習慣や日常動作が

股関節や膝関節、足関節の歪みを生じさせるのでしょうか

女性に多いのが ぺたんこ座り=W座りです。

 

子供の頃にやっていた方や

現在もペタンコ座り

=W座りをやっている方もいらっしゃると思います。

一時的であれば問題ありませんが

ペタンコ座りやW座りを長期間続け

股関節が内旋していることが習慣化してしまい

立った状態でも、

内側を向いてしまうとX脚の原因となって

しまうことが考えられます。

またあぐらの状態でかたまり

膝が正面を向かず外側ならO脚の原因となっていきます。

また、長時間、長期間の

あぐら座りやペタンコ座り=W座りの状態は、

背中を丸めてしまう傾向にあり

骨盤が後傾して腰椎も後弯してしまい

腰や背中が丸まってしまったり

大腿四頭筋といった前もも部分などにも

負担がかかってしまいます。

よく言われる前ももの張りにもつながっていきます。

歩いている時に

膝が進行方向に向かって

膝がまっすぐではなかったり

内側を向いていたり

外側を向いていていたり

同じように

足先が内側を向いていたり

外側を向いていたりと

外反母趾や浮き指、偏平足など

運動連鎖によりバランスを保つことで

股関節や膝関節だけでなく

足首などの足関節などにも

歪みが考えられます。

このような歪みは、歩いている時の

片足起立時に大腿脛骨関節に加わる力が

最大約4倍まで増加すると言われており

見た目だけでなく膝や股関節の負担も考えられます。

以上のように

脚のラインを構成する

筋肉や脂肪、形は

日ごろの生活習慣での

座り方や立ち方、歩き方などの

日常動作での動きが大きく影響しています。

日常動作での理想的な動きの習得が重要です。

まずは、姿勢、歩き方を気を付けてみることから

始めていただけたらと思います。

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参照文献)

内反膝を呈する若年女性の股関節周囲筋力

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2012/0/2012_48100124/_pdf/-char/ja

変形膝関節症が女性に多い理由の分析

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2002/0/2002_0_263/_article/-char/ja/

O脚により靴の摩耗は変化するのか?

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_H4P1226/_pdf/-char/ja

相澤 景太

カイラックス治療院 代表

治療家 整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学人間科学部健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

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