膝下O脚 腓骨 の出っ張りが気になる方へ
・膝下が開いて、O脚が気になる
・膝下の外側の骨がポコッと出っ張っている
・膝下弯曲でスリムなパンツを選べない
膝下の骨が外側に歪み、さらにポコッと
出ている骨が気になる
これは『腓骨頭』と言われる部分です。
脛骨(スネの骨)の隣についている腓骨
その上端、外側部分です。
この腓骨頭が出っ張ってくる原因は
足首のバランスの崩れが関係しています。
では、足首がそのようにバランスになると
腓骨頭が出っ張ってくるのでしょうか。
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腓骨は足首の動きと連動して動きます。
足首には様々な動きがありますが、
腓骨と関係する動きは「背屈」と「底屈」
背屈(はいくつ):つま先を上に向ける動き
底屈(ていくつ):つま先を下に向ける動き
先の研究では、足関節を背屈させると
脛骨と腓骨の間は広くなり、逆に底屈させる
と間隔は狭くなると発表されています。1)
脛骨(スネ骨)と腓骨との関節は足首の動き
で開いたり、閉じたりするという事です。
足先を上に向けると、腓骨頭が出っ張る
足先を下に向けると、腓骨頭が引っ込む
実際に触れて確かめてみましょう
椅子に座り、膝下の出っ張り 腓骨頭を触る
腓骨頭を触れたまま、
かかとで接地し、つま先を上げる(背屈)
つま先で接地し、かかとを上げる(底屈)
いかがでしょうか。
腓骨頭の出っ張りの動きを感じ取れましたか
日頃の姿勢で、足首が背屈のクセが多いと
腓骨頭の出っ張りに影響してきます
腓骨頭の出っ張りを予防するには
どのような姿勢が理想的なのでしょうか
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姿勢の崩れは運動連鎖と言って一定パターン
によって起こります。
足首の背屈に影響するのは
骨盤の後傾 と 膝関節の屈曲
骨盤が後ろに傾き、膝が伸びずに『くの字』
に曲がっている姿勢です。
足指が地面と接地していない
“浮指”になっている方も要注意です。
骨盤をしっかり立てて、膝を伸ばす
そして足指をしっかり地面につけて立つ
このバランスで姿勢を保つことが
腓骨頭を正しい位置におさめてくれるのです
【まとめ】
膝下の出っ張った骨はスネの隣の骨『腓骨』
腓骨の上端外側部分の『腓骨頭』
足首の動きと連動して脛骨と腓骨は
ついたり、離れたりします。
足先が上を向くと、腓骨頭が出っ張り
足先が下を向くと、腓骨頭は引っ込む
日常生活の中で、骨盤の後傾+膝関節の屈曲
がクセになっていると、足首は背屈と言って
足先が上を向きやすくなる。
その影響により浮指での姿勢で生活習慣を
送っていると、腓骨頭の出っ張りもクセと
なると考えられます。
腓骨頭を引っ込めたいならば
腰を入れて、膝を伸ばし、足指を接地する
これが“はじめの一歩”となります。
・腓骨頭の出っ張りを引っ込めたい
・自信をもって、脚を出す洋服を選びたい
・姿勢からO脚、X脚を改善したい
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参照WEB:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/53/10/53_779/_pdf
文責 : 榎本 裕司
整体師歴20年、カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2020.02.16