スウェイバック姿勢 反り腰 とは違うの？

・お腹を突き出している 姿勢の方が楽

・長時間同じ姿勢でいると 腰が疲れる

・姿勢がどう歪んでいるのか 良くわからない

 

自分の姿勢を横から見ると 腰が反っている

ような気がしている。調べてみたところ

スウェイバック姿勢 と 反り腰姿勢

という姿勢の崩れがあるのを知った

 

どちらも 腰を反っている姿勢 だが

どこが違っているのかがわからない

姿勢のタイプによって 対処法は変わってくる

正しく歪みのタイプを知ることは重要です

 

今回は スウェイバック姿勢と反り腰姿勢 の

違いについて ご紹介させていただきます

 

スウェイバック姿勢と反り姿勢の違いは 

前に傾いているか 後ろに傾いているか

骨盤の前後の傾きの違い になります

 

傾き方が変わると 姿勢にどのような影響を

及ぼし 見た目に変化が出てくるのでしょうか

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スウェイバック姿勢 反り腰 の違いとは

 

「 腰が反る 」というとどのような姿勢を

イメージしますか

「 反る 」とは 弓なりになること

 

ラジオ体操にある 腰に手を当てて 上半身を

後ろに反らせた姿勢

 

出っ尻 ハト胸 になると 腰のカーブが強く

なって反った姿勢

 

などが イメージされる姿勢になると思います

どちらも 見た目 腰が反っている姿勢 に

なります

では どちらが 反り腰なのか

 

反り腰は 下の姿勢パターン

背骨の腰部分 腰椎の前カーブが強くなった

状態を 反り腰といいます

 

上の 上半身を後ろに反らせた姿勢が

スウェイバック姿勢 と言います

 

この 反り腰姿勢 と スウェイバック姿勢

は 骨盤が前後どちらに傾いているか が

大きな違いです

スウェイバック姿勢 は

骨盤が後ろに傾いているパターン

骨盤が後ろに傾くことで 腰椎は後ろに

引き出されて 腰のカーブが減少する

お腹を前に突き出し 上半身を後ろに反らす

姿勢になっていきます

 

 

＝合わせて読みたい＝

スウェイバックについて詳しくは

 

一方 反り腰は 骨盤が前に傾くパターン

骨盤が前に傾くことで 腰椎も前に傾き

腰の反り（ 前カーブ ）が強くなる

これが 反り腰 につながります

 

骨盤の傾きによって 腰のカーブが

強くなった状態が 反り腰

スウェイバック姿勢は 上半身は後ろに反って

いるけど 腰の反り自体は無くなるため 反り腰

ではないのです

 

自分では 骨盤が

前に傾いているのか 後ろに傾いているのか

良くわからないという方に

骨盤の前・後傾による 一般的な姿勢の崩れ 

も合わせて ご紹介させていただきます

 

当てはまる部分がある方の歪みパターンが

考えられます

 

スウェイバック姿勢（ 骨盤の後傾 ）

・ 猫背

・ 巻き肩

・ ポッコリお腹

・ O脚

・ たれ尻

 

反り腰姿勢（ 骨盤の前傾 ）

・ 出っ尻

・ ハト胸

・ 前ももの張り

・ X脚（ 内股 ）

・ 反張膝

 

いかがでしょうか

思い当たる 歪みパターンはありましたか

 

スウェイバック姿勢 反り腰姿勢

どちらとも 良い姿勢とは言えません

骨盤が 前後に傾きすぎている姿勢 です

 

では 理想的な姿勢とはどのような姿勢

なのでしょうか

次に 良い姿勢のポイントをご紹介させて

いただきます

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理想的な姿勢のポイントとは

 

理想的な姿勢のポイントは 主に２つ

１、重心が一直線上にある

２、筋肉の力みが少ない

ということです

 

ひとつめのポイントは 重心です

立ち姿勢を横から見ると

① 耳の穴

② 肩の中央

③ 大転子

④ 膝

⑤ 外くるぶし

が一直線上にあるのが理想です

土台である骨盤が前後に傾きすぎず

まっすぐな位置を保ち その上に背骨と

頭が乗り 脚が真下に伸びていく

 

スウェイバック姿勢では 大転子部分が前に

いきやすい など姿勢の歪みによって ５つの

ポイントが 前後にズレていきます

 

姿勢を整える際には 骨盤をまっすぐ立てる事

＝合わせて読みたい＝

骨盤をまっすぐ立てる方法とは

 

骨盤をまっすぐ立てて 重心線を揃えられると

体にかかる様々な負担を 骨格が支えてくれる

ようになります

 

そうなることで 筋肉にかかる負担が最小限に

なるため 筋肉が力みにくくなります

 

肩をすくめるように 力んでいたり

腰に力を入れて姿勢を保っていたり

していると 慢性的な肩こり・腰痛の原因に

 

また 前ももを力ませて立っていたり

ふくらはぎに力を入れて歩いていたり

していると 下半身太りの原因にもつながって

いきます

 

姿勢の崩れは 体の不調、プロポーションの崩れ

に影響を及ぼします

良い姿勢に整え 骨の特性を使い 重心を支える

事で 筋肉の負担を軽減し 力み予防につながる

 

スウェイバック姿勢 と 反り腰姿勢 は

骨盤の傾きが違うタイプの姿勢の崩れ

どちらも 体に過度な負担をかける姿勢 です

骨盤から姿勢を整えていきましょう

 

・姿勢が崩れているのか 良くわからない

・体型の崩れが気になっている

・専門的に 姿勢について見てもらいたい

 

というあなたには 骨盤から姿勢を整え

プロポーション向上を目指す姿勢・動作改善

でみてまいります

 

ご不明な点、ご心配な点がございましたら

お気軽にご相談ください

 

文責 ： 榎本 裕司

整体師歴20年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院　院長

日本健康スポーツ従事者協会　理事

Wasedaウェルネス研究所　研究員

 

監修：相澤　景太

カイラックス治療院　代表

整体師 鍼灸師（国家資格）コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了（スポーツ科学）

早稲田大学スポーツ産業研究所　招聘研究員

 

作成日：2021.06.13