スウェイバック姿勢 特徴 は体の負担が・・・
・長時間同じ姿勢でいると 体が硬まりやすい
・上半身に比べて 下半身のサイズ感が大きい
・ストレッチをしても 柔らかくなりにくい
お腹を前に突き出し 弓なりに体を反らす姿勢
を スウェイバック姿勢 といいます
スウェイバック姿勢にはある 特徴があります
それは 体にかかる負担が増える こと
特に 骨盤、股関節周りへの負担が増えやすい
ため 腰痛 や 下半身太りなど 健康・美容両面
の トラブルにつながる姿勢です
姿勢が体幹筋の制御に与える影響を調査した
先行研究では 1)
スウェイバックは不良姿勢だけでなく受動姿勢
や受動的システムとも呼ばれ関節包や靭帯など
の非収縮要素に依存していると考えられている
と 述べられています
関節を包む袋である関節包 や 靭帯は 関節を
安定させる為に 筋肉と違い伸びたり縮んだり
するものではありません
スウェイバック姿勢になると 姿勢を保つのに
靭帯等が 過度に使われる という事です
先程の先行研究では
直立姿勢から 受動姿勢に変化することで
体幹筋活動が 低下することが明らかになった
スウェイバック や 過前弯は姿勢変化に伴い
体幹・下肢の衝撃吸収機能が低下することが
示唆された
とも 述べられています
姿勢の保持に 筋肉が使われないため 機能低下
を起こし 頭の重さや地面からの反発力などの
衝撃 や 負担を吸収しづらくなってきます
スウェイバック姿勢になると 体のバネの役割
が減り 硬くなりやすくなる
スウェイバック姿勢になり 体が硬くなると
どのような影響が出てくるのでしょうか
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スウェイバック姿勢 特徴 は体が硬くなる
スウェイバック姿勢によって体が硬くなる事で
考えられる影響は 主に2つあります
1、筋肉が硬くなり 下半身太りに
2、骨盤周りに負担がかかり 腰痛に
不良姿勢が与える影響を調査した文献では 2)
SWは表層筋の活動を増加させ 深層筋の活動
を低下させた。 SWは動作時でも同様の傾向
を示すことから 腰部 骨盤に加わるストレス
増加が懸念される姿勢である
と述べられています (SW:スウェイバック姿勢)
体の表面の筋肉の活動が増えることで
前もも張り や ふくらはぎの外張り に
つながりやすくなる
また インナーマッスルが機能低下を起こす
ことで 筋ポンプが働かなくなり 循環が滞り
冷え や むくみ にもつながっていく
このように スウェイバック姿勢になると
下半身の筋肉太り 水太り になりやすく
習慣になってくると 慢性的な下半身太りの
原因の一つとなっていく
また スウェイバック姿勢は 骨盤が後ろに傾き
上半身を後ろに反らせた姿勢になるため 腰や
骨盤にかかる負担が大きくなる
特に 関節や靭帯に 過度なストレスがかかり
やすく 強い腰痛の原因につながる
スウェイバック姿勢を整えると
骨格の特性とインナーマッスルで 正しく姿勢
を保つことで 機能的に体が使えるようになる
表面的な筋肉の力みが緩む ことで
太もも や ふくらはぎの張りが取れていく
ダイエットしても 細くならなかった原因は
ここにあるかもしれません
また 機能低下を起こしていた筋肉に
刺激が入るようになることで 深部の筋肉が
使われるようになり 筋ポンプが働くように
なると 循環が高まり むくみなどが流れて
下半身全体が スッキリしていきます
筋肉太り や 水太りが原因の下半身太り
のタイプの方は 見た目に変化が現れて
きます
健康面のおいては インナーマッスル と
骨格のバネで 姿勢を保つことにより 腰を
はじめとした 関節、靭帯への衝撃を軽減し
痛み症状の予防となります
美容と健康は姿勢からの影響が大きいものです
では スウェイバック姿勢を整えるためには
どのような事を意識すれば 良いのでしょうか
スウェイバック姿勢の大きな原因 は
骨盤が後ろに傾いている こと
骨盤をまっすぐ立てること がはじめの一歩
こちらの記事で 詳しくご紹介しております
骨盤を立てたら 横から見た姿勢の重心線を
一直線に合わせていく
姿勢の重心線の合わせ方 については
こちらの記事で ご紹介しております
専門的に スウェイバック姿勢を整えて
・ 腰回りの柔軟性を高めたい
・ 慢性的な腰痛を解消、予防していきたい
・ 腰回りのサイズ感を引き締めていきたい
というあなたには 姿勢・動作改善で重心位置
から整えてまいります
健康的なカラダづくりは こちら
プロポーションを整えるなら こちら
も 合わせてご覧ください
これまで ストレッチなどを行い 一時的には
柔らかくなるけど またすぐに 硬くなる
というケースは スウェイバック姿勢による
負担で またすぐに硬くなっている のかも
しれません
お腹を前に突き出した姿勢 になっていないか
一度 ご確認いただくことを オススメ致します
参照WEB :
1)https://ci.nii.ac.jp/naid/500001417361
2)https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2014/0/2014_0986/_pdf/-char/ja
文責 : 榎本 裕司
整体師歴20年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2021.06.17