産後 抜け毛 の原因と対処法
・ 産後 髪が抜けやすい
・ 産後 ストレスが溜まっている
・ 産後 睡眠時間 が取れない
抜け毛 とは 通常の範疇 を超えて
髪の毛 が抜けてしまう 症状 です
人間の頭髪 は常に生え変わり 健康な人でも
1日に 50~100本 ほどの 髪が抜ける
といわれています
それ以上に抜けると
髪の毛 が薄く
なってしまうことがあります
抜け毛 は 帽子 や ヘルメット などを
繰り返し着用 することでこすれる
常に同じ髪形 をすることで 引っ張られる
など 物理的な刺激 によって
抜け毛 が起こる 可能性 があります
この場合には 刺激 になる 原因 を
取り除く ことが 大切 です
その他では
頭皮 の 感染症
アトピー性皮膚炎 など
頭皮に起こる 皮膚の病気 によって
抜け毛 が起きる 場合もあります
治療 は
炎症 を抑える塗り薬、飲み薬など
感染症 の原因に対する 薬
などを使用します
産後 は 女性ホルモン のバランスの変化から
髪の毛 が 抜けがち です
これを 分娩後脱毛症 といいます
女性ホルモン は
エストロゲン、プロゲステロン
の2つに分けられます
エストロゲン
月経
思春期 に女性らしいからだをつくる
入りやすいように手助けする
動脈硬化 を防ぐ
骨にカルシウムを蓄える
肌や髪の新陳代謝 を促す
などの機能があります
プロゲステロン
子宮の環境を整え
妊娠しやすい状態 にします
妊娠後は 妊娠状態 の安定に関与します
妊娠中 は エストロゲン の分泌量が増え
髪の毛が 抜けず 生えたまま となります
出産後 エストロゲン の分泌が減ることで
それまで維持 されていた
髪の毛 が 抜ける ようになります
分娩後脱毛症 は
産後2、3ヶ月 で出始め
個人差 がありますが ピークは
産後 半年から一年 といわれています
分娩後脱毛症 は
女性ホルモン による影響ですが
産後 生活習慣 の 見直し も必要です
対処法 として
ゆっくりと休む
バランスよく食事をとる
ストレスを溜めない
などが大切です
ゆっくりと 睡眠 をとることで
女性ホルモン が 分泌 されます
まとまった 睡眠時間 を確保するのは
難しいと思いますが時間があるときは
ゆっくりと休む ようにしてください
髪の毛 は90%が ケラチン という
タンパク質 で出来ています
タンパク質 が多い食品として
肉、魚、卵、大豆製品
牛乳、乳製品
などがあります
これだけでなく 毎日の食事 で
バランス良く 栄養を取る ことが大切です
抜け毛に 対して
不安 になると思いますが
気にしすぎない ことも重要です
過度のストレス は 自律神経 や
ホルモンバランス の乱れにつながり
抜け毛 が 増える ことにもなりがちです
産後 抜け毛 の原因 についてご紹介しました
個人差 はありますが
分娩後脱毛症 のピークは
産後 半年から一年 といわれています
抜け毛 がなかなか改善しない
どうしても気になる 場合は
お近くの 専門家 へ ご相談 ください
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2020.12.4