オートファジー 若返り につながるか

・年を重ねるごとに たるみが目立ってきた

・手先やデコルテラインに 小じわが出てきた

・見た目を 健康的に 若々しさを保ちたい

 

年々 肌トラブル や たるみが気になるように

なってきた

日頃から セルフケアをしているけど

小さな衰えが 見え始めてきた ・・・

 

若返りの方法を探し オートファジーという

キーワードを見つけた

オートファジー とは体の不要となった細胞を

分解し エネルギーに変える作用

 

体の新陳代謝が低下してくると 不要となった

細胞が蓄積していき 様々なトラブルの原因に

 

オートファジーと老化の関連性の文献 では

 

現在までに 老化がオートファジーの活性低下

を引き起こすこと 一方で オートファジーが

抑制されると老化との関連性の高い退行性変化

や疾患が引き起こされることが明らかにされて

いる と述べられています 1）

 

オートファジーの働きが 落ちてくると

老化 や 病気などにつながるということです

では オートファジーを活性化させられれば

若返りにつながるのでしょうか

 

先行研究では 老化について

老化は 肉体的、生理学的かつ精神的な

退行性の変化である 

老年学では 老化は

「進行的で不可逆的な変化」と定義されている

したがって 若返りは不可能ということになる

と 発表されています 2）

 

学術的には 若返りは不可能 と述べられて

いますが 肉体的・生理学的・精神的 の

3つの要素があるようです

 

この中で 自然に衰えていく『生理的老化』は

防ぐことは難しい と思います

 

しかし 肉体的な老化 精神的な老化 に関して

は オートファジーで対応できる部分があると

考えられます

 

今回は オートファジーと若返り について

ご紹介させて頂きます

 

はじめに 肉体的な老化 から

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オートファジー 若返り の秘訣とは

 

人間の細胞には 寿命 があります

 

個体老化・寿命のメカニズムの文献 では

加齢にともない 臓器や器官を構成する

個々の細胞の 機能低下がおこり始めると

ともに さらに機能が大きく低下した細胞は

細胞死（アポトーシス）を引きおこすことが

細胞数の減少(臓器・器官の萎縮)を招いている

と 述べられています 3）

 

年齢を重ねるにつれて 体を構成する細胞の

寿命を迎えることで 細胞数が減っていく

これは 生理的な老化なので 防ぐことは

難しいです

 

しかし 日頃からの新陳代謝が活性化して

いれば 細胞の寿命を延ばす事に つながります

 

その方法のひとつが オートファジー です

オートファジーは 役割を終えた細胞を分解し

エネルギーに変えます

 

日頃 人が活動するエネルギーは 食べ物を

消化 吸収して得ています

そのエネルギーが無くなると オートファジー

が働きだし 不要な細胞を分解し始めます

 

常に 食べ物由来のエネルギーで活動している

と 不要となった細胞が蓄積されていきます

これが 老化の原因のひとつ です

 

オートファジーが作用する空腹時間を 一日の

中で確保することで 不要となった細胞を蓄積

させないようにする

 

こうすることで 新しい細胞に置き換わって

いき 新陳代謝が促進 されます

 

意図的に オートファジーを効かせて

新しい細胞への置き換えを 促進させること

で 肉体的な老化を 予防していきます

 

また 科学的に解明されるところまでいって

いませんが 精神的ストレスと老化の関係も

事実として 存在しているようです　4）

 

「アンチ・エイジング（ 抗老化 ）」は

ヒトの心身ともに 健康的な長寿の実現を

目指すもの 3）　とも言われています

 

生理学的な老化を 若返りさせることは難しい

ですが 日頃から オートファジーを働かせ

細胞の新陳代謝を高めておき さらに 精神的な

ストレスも軽減させることで 老化の予防に

つながります

 

健康的な心身を維持する ことが

老化を防ぐ 秘訣のようです

 

オートファジー以外にも 姿勢を整える

ことも 見た目の印象に関係してきます

また 機能的にカラダが動くことで 血流が

高まり 代謝向上につながります

 

見た目が良く 機能的な姿勢は

土台の骨盤をしっかりと立てること が

重要です

詳しくは こちらも合わせてご覧ください

 

また プロポーションを整えたい なら

骨盤から体型を整える 姿勢・動作改善 で

専門的に みさせていただきます

 

参照WEB ：

1）https://ci.nii.ac.jp/naid/120006536710

2) https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/83/3/83_KJ00005489096/_pdf/-char/ja

3）https://www.jstage.jst.go.jp/article/nisshoshi/103/2/103_2_143/_pdf/-char/ja

4）https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics1964/40/6/40_6_565/_pdf

 

文責 ： 榎本 裕司

整体師歴20年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院　院長

日本健康スポーツ従事者協会　理事

Wasedaウェルネス研究所　研究員

 

監修：相澤　景太

カイラックス治療院　代表

整体師 鍼灸師（国家資格）コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了（スポーツ科学）

早稲田大学スポーツ産業研究所　招聘研究員

 

作成日：2021.08.14