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理想の姿勢は腰を入れ骨盤を立てる

理想の姿勢は腰を入れ骨盤を立てる が基本です。

この感覚を掴むのは、なかなか難しいものです。

 

一人一人に合った

理想の姿勢のコツをつかむためには

「腰を入れる」

「骨盤を立てる」

という意識がとても大事です。

 

普段、猫背の方や腰が丸まっている方は

「腰を入れる」「骨盤を立てる」

という動きで

身体が反っている感じ

反り腰になっている感じがあると思います。

 

骨盤を入れる事を無理に行うと

「腰が痛くなったり」することもあります。

 

腰を入れ骨盤を立てる感覚を身に着ける前に

まず意識して欲しいポイントがあります。

 

それは 踵(かかと)です。

 

「踵」の意識を高めていくことが

正しい姿勢を身に着けていく方法の一つです。

 

では「踵」のどの部分か

 

ひざ下の骨(スネの骨)を

まっすぐ足におろした部分に踵の中心

 

ここに重心を持ってくると

前ももの緊張が取れて

前ももの張りが「ゆるむ」ポイントが

あります。

 

まずは、

自分に合った理想の姿勢の 重心 位置を確認しながら

この「筋肉のゆるみ」を感じることが

理想の姿勢へのスタートです。

 

筋肉のゆるみを感じた上で

「腰を入れる」「骨盤を立てる」

 

そうする事で姿勢を保つ時に

筋肉の力みが抑えられ、

腰が痛くなったりする事を予防できます

 

 

「正しい姿勢」とは

これまで先行研究や複数の文献等ありますが

統一された正しい姿勢の「定義」はありません。

 

腰痛持ちの方の正しい姿勢と

美しさを求める方の正しい姿勢

 

また、スポーツの種目でも

視点が違えば

正しい姿勢の「定義」も変わってきます。

ですから

自分なりの『理想の姿勢』を

作り上げる事が重要です。

 

カイラックス治療院では

これまでの姿勢に関する先行研究から

 

①美学的視点からは、身体のラインが美しい

②生理学的な視点からみても疲労しにくい

③心理学的視点からは、気分的にポジティブに

④力学的視点からは、重心位置

 

など多面的な視点から

一人一人に最適な正しい姿勢指導を

行っております。

 

身体が『ゆるむ』ことで

無駄な筋肉を使わない分

疲れにくく、代謝効率も上がります。

 

運動してもなかなか痩せなかった方も

自分なりの理想の姿勢を身に着けることで

痩せるケースも多くあります。

詳しくは↓

立ってた方が痩せるよ

 

 

 

繰り返しになりますが

どのような姿勢が「正しい姿勢」なのか

先行研究からは、

統一された「定義」はありません。

ですから

自分なりの『理想の姿勢』を作り上げる事が重要です。

 

「背筋をのばす」ことに対しては

背中や腰に無駄な力が入るため

否定的な見解が多く

共通する事は、

「腰を立てる」

「骨盤を立てる」

ということが推奨されています。

 

また、理想の姿勢をつくるために

何を意識すればよいか

 

先行研究や複数の文献で共通することは

4つの意識

 

(1)腰を立てる

(2)足裏の重心位置

(3)中心軸を意識する

(4)ゆるむ

 

そして4つの視点

①美学的視点からは、身体のラインが美しい

②生理学的な視点からみても疲労しにくい

③心理学的視点からは、気分的にポジティブに

④力学的視点からは、楽に歩ける

 

 

力を入れるではなく力を抜く

筋肉ではなく骨で立つ

 

無駄に筋肉を使わずに

骨で立つイメージ

 

 

まずは、踵に重心をおいてみる

 

そして、

 

前ももに力が入ってないか

大転子部分や外ももに力が入ってないか

腰に力が入ってないか

 

確認してみる

 

その上で「腰を入れる」「骨盤を立てる」

 

人の顔の形が違うように

一人一人の理想の姿勢も違います。

 

自分に合った姿勢の感覚をつかむことが大切です。

自分にとっての

理想の姿勢をつかむために

重心位置を確認しながら

身体の感覚と会話しながら

感覚をつかんで頂けたらと思います。

 

 


 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年、カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

早稲田ウェルネス研究所 研究員

全国カイロプラクティック師会会員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

参照文献 web

和久田 佳代(2016) Methods of Keeping Good Body Postur 

姿勢の整え方 –「背すじをのばす」ではなく「腰を立てる」– 聖隷クリストファー大学社会福祉学部紀要 No. 14 (2016)

村上 祐介菅村 玄二(2018)マインドフルネス呼吸時の立腰姿勢が気分と自律神経機能に及ぼす影響日本心理学会第82回大会セッションID: 2AM-118

理想の姿勢とは何か http://www.rakuwa.or.jp/kenkoevent/pdf/kenko_summry169.pdf

 

 

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