肩の痛み 四十肩 対処法
四十肩 とは
肩関節の痛みや動きの制限が
生じている状態です
正式名称は
肩関節周囲炎といいます
四十肩 は
原因がはっきりと分かっていませんが
加齢 に伴い
関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化し
肩関節周囲 の組織に炎症が起きる
ことが 原因 といわれています
肩関節の動きをよくする肩峰下滑液包や
関節を包む関節包が癒着する事で
動きが悪くなります
症状 として
腕が上がらない、背中に手が回せない
など身体を動かすときに痛む 運動痛
夜にズキズキと痛む 夜間痛
があります
四十肩 は
進行に応じて
急性期、慢性期、回復期
に分かれます
急性期
運動痛や夜間痛が出現し
徐々に関節拘縮が現れて肩の可動域が制限される
急性期は 炎症 が起きている状態です
無理に肩を動かす
重い物を持つ
運動
などを避け 安静 にすることが大切です
個人差はありますが
急性期 の期間は約2週間です
慢性期
慢性期では肩の痛みは
徐々に軽減しますが
肩の動く範囲は狭いままです
慢性期から少しずつ肩を動かしていきますが
負担をかけ過ぎると
再び炎症を起こす可能性があるので
無理のない範囲で運動を行ないます
個人差はありますが
慢性期は約6ヶ月といわれています
回復期
関節の痛みや動きが少しづつ回復していきます
痛みや肩の可動域が回復するには
個人差はありますが
約1年かかるといわれています
対処法として
急性期
安静にして無理に肩を動かす
などの運動を避ける
湿布を貼る
寝る際に肩から肘にかけてタオルを入れる
などがあります
仰向けで寝る時に痛い方の肩の後ろから
肘にかけてバスタオル等を足し
支えを作り安定させることで
負担が軽減されます
慢性期
血行促進 を図るため
入浴などで十分に温め
肩が冷えないようにする
無理のない範囲で肩を動かす
肩を動かす運動として
振り子運動 があります
1、痛くない方の手をテーブルにつき
痛まない程度の角度で少し前かがみになる
2、ペットボトルやアイロンなど
500gから1kgくらいの重りを
痛む方の手でを持ち肩の力を抜いて垂らす
3、ゆっくりと前後左右に振る
なれてきたら徐々に回数を増やし
前かがみも深くして行く
身体の状態に合わせて
重さ を調整しながら
無理のない範囲 で行って下さい
回復期
肩の動かしにくさは残っているので
引き続き無理のない範囲で
痛くてできなかった日常生活での
動きを再開していく
【まとめ】
四十肩 とは
肩関節 の痛みや動きの制限が
生じている状態で
正式名称は
肩関節周囲炎 といいます
四十肩 の原因は分かっていませんが
加齢 に伴う
関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などの老化
といわれています
症状 として
運動痛、夜間痛があり
進行に応じて
急性期、慢性期、回復期
に分かれます
対処法 として
急性期は
安静にする、湿布を貼る
慢性期 は
肩が冷えないようにする
無理のない範囲で 肩を動かす
回復期 は
引き続き無理のない範囲で肩を動かしていく
ことが大切です
四十肩 の原因は加齢によるものといわれていますが
長時間のパソコンや前かがみでの作業は
姿勢が崩れ関節への負担が増えやすくなります
姿勢を整えたい、ストレッチを確認したい
そのような方は メディカル整体コース
で 姿勢から整えてまいります
肩の痛み 四十肩 対処法 についてご紹介しました
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カイラックス 大泉学園院は 創業1996年
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文責 ： 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修：相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師（国家資格）
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了（スポーツ科学）
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2021.1.18