下肢の痛み 腰部脊柱管狭窄症 の原因と対処法
脊柱管狭窄症 とは
脊柱管 という背骨に存在する
神経の通り道が狭くなる疾患です。
背骨 には 脊柱管 というトンネル状の構造があり
脳から続く神経の束が通っています
この脊柱管がさまざまな原因によって
狭くなることを 脊柱管狭窄症 いいます。
脊柱管狭窄症 は脊柱が狭窄する場所により
頸部脊柱管狭窄症
胸部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
広汎脊柱管狭窄症
に分けられ中でも 腰部の狭窄 が多いといわれています。
腰部脊柱管狭窄症 は
加齢 による骨や靭帯の変性
姿勢の崩れ
など腰に負担のかかりやすい生活を続ける事で
発症 する可能性があります。
腰部脊柱管狭窄症 の症状として
下肢のしびれ、痛み
間歇性跛行 (かんけつせいはこう)
などがあります。
間歇性跛行 とは
歩くと足のしびれ痛み が出て歩けなくなり
少し休むとまた歩ける ようになる症状です。
腰部脊柱管狭窄症 の 診断 には
レントゲン、MRI
手術を行う場合は 脊髄造影
を行います。
腰部脊柱管狭窄症 の 治療 は
運動療法、リハビリ、コルセット
薬物療法、神経根ブロック療法
などの 保存療法 があります。
腰のストレッチ
1、両脚を抱えてお尻を持ち上げるように
体を丸め両膝を胸の方にひきつける
2、ゆっくりと反動をつけずに行う
3、呼吸を止めずに20~30秒間同じ姿勢を保持する
医者に確認を取って行って下さい
歩く際は少し前かがみに歩くことで楽になります。
高齢者には杖やシルバーカーを使用すると歩行が楽になります。
痛みが強い時は無理に歩かないようにして下さい。
状態によっては
神経を圧迫している骨 や 靭帯を取り除く 手術療法
があります。
腰部脊柱管狭窄症 を予防するには
腰の負担を減らす ことが大切です。
長時間のデスクワークや立ちっぱなし
猫背姿勢などは 腰の負担 につながるため
姿勢を整える事が重要です。
姿勢が安定せずお腹を突き出した姿勢となることで
バランスを取るために骨盤が後ろに傾き
腰への負荷がかかりやすくなります。
腰への負担を軽減させるには
体幹の筋肉を使って
後ろに傾いた骨盤を立たせることが必要です。
足が痛い、足がしびれる
間歇性跛行 がある場合は
お近くの 専門家 へ ご相談 ください。
【まとめ】
脊柱管狭窄症 とは
脊柱管 という 背骨 に存在する
神経の通り道が狭くなる 疾患です。
腰部脊柱管狭窄症は
加齢による骨や靭帯の変性
姿勢の崩れなど
腰に負担のかかりやすい生活 を続ける事が
原因の一つとして挙げられるため
予防するには普段の生活から
腰の負担を減らすことが大切です。
下肢の痛み 腰部脊柱管狭窄症 の原因と対処法 についてご紹介しました
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文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2021.1.30