腕のしびれ 胸郭出口症候群 の原因と対処法
胸郭出口症候群 とは
肩の運動や感覚に関わる
神経や血管が障害を受け
肩、腕、手のしびれ、痛み
などがおきる状態です
狭窄部位により
斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群
といった名称があり
総称して胸郭出口症候群といいます
胸郭出口症候群 は
猫背姿勢、なで肩、重いものを持つ習慣
などが 原因 となります
腕の神経や血管は胸郭出口と呼ばれる部分を通り
首から腕に向かって走行しています
胸郭出口には物理的に狭い空間が存在し
猫背などにより神経や動脈が
胸郭出口で圧迫されることで
胸郭出口症候群が発症します
症状 として
肩、腕、手のしびれ、痛み、握力低下
などがあります
胸郭出口症候群では
検査でどの部位が圧迫されているかを確認します
斜角筋症候群
アドソンテスト
鎖骨下動脈の圧迫を誘発されるように
首を動かした状態で深呼吸を行い
手首の橈骨動脈の脈が弱くなるかを確認
小胸筋症候群
ライトテスト
両方の腕を上げ
神経や血管が圧迫されやすい状態にし
手首の橈骨動脈の脈が弱くなるかを確認
肋鎖症候群
エデンテスト
両肩を後下方へ牽引し
胸を張らせて手首の橈骨動脈の脈が
弱くなるかを確認
対処法として
腕や肩の負担を減らすため
姿勢を整え、肩回りの筋肉を緩める事が大切です
姿勢を整えるには
腰を入れて後傾した骨盤を まっすぐ立てる事が大切です
腰の入れ方は 上記で詳しく紹介しております
小胸筋ストレッチ
1、背筋を伸ばし腰を入れて座る
2、両手を頭の後ろにあて 肘を外側に向ける
3、肋骨をゆっくり開き 小胸筋を伸ばす
4、15秒～30秒かけて 深呼吸する
【まとめ】
胸郭出口症候群は
猫背姿勢、なで肩、重いものを持つ習慣
などが 原因 となります
予防 の為には
肩や腕の負担を減らすため
姿勢の改善や、肩回りのストレッチが大切です
腕のしびれ 胸郭出口症候群 の原因と対処法
についてご紹介しました
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カイラックス 大泉学園院は 創業1996年
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文責 ： 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修：相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師（国家資格）
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了（スポーツ科学）
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2021.2.22