すり足 転倒 を予防するための歩き方
・何もない所で つまずきやすい
・すり足を 治したい
・立った時に 膝が伸び切らない
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
歩き方 を行うことで
すり足による転倒を予防しやすくなります
この記事では
すり足による転倒を予防するための
歩き方と歩行に関わる
筋肉について 解説します
すり足は転倒に繋がるため
歩行能力を落とさないことが大切です
先行研究では
すり足は段差や床の障害物への衝突から
突然のバランスの崩れを引き起こすため
転倒に繋がりやすいと推察されるので、
足関節の機能や歩行能力の改善が、
転倒の発生や再転倒の予防に必要であると
考えられる。1)
とあります
要介護者の転倒発生の要因について
ーデイサービス利用者に対する26ヶ月間縦断調査からー
による論文では
・すり足は段差などにより転倒に繋がりやすい
・足関節の機能や歩行能力の改善が転倒の予防に必要
とあります
歩行に関する筋肉として
太もも、ふくらはぎ、お尻
などがあります
太ももの筋肉の一つとして
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
があります
大腿四頭筋は前ももに位置する筋肉で
大腿直筋( だいたいちょっきん )
内側広筋( ないそくこうきん )
中間広筋( ちゅうかんこうきん )
外側広筋( がいそくこうきん )
という4つの筋肉の総称です
膝を伸ばす 膝を持ち上げる 動きに作用し
日常生活では
歩行などに使われています
裏ももに位置する筋肉は
ハムストリングスです
ハムストリングスは
大腿二頭筋( だいたいにとうきん )
半腱様筋( はんけんようきん )
半膜様筋( はんまくようきん )
という3つの筋肉の総称です
膝を曲げる
太ももを後ろに引く
動作に使われる筋肉です
ふくらはぎについている筋肉は
下腿三頭筋 ( かたいさんとうきん )です
下腿三頭筋 は
腓腹筋 ( ひふくきん )
ヒラメ筋
という 2つの筋肉の総称です
立ち姿勢の際に 姿勢を保持するだけでなく
足の指を 下に向ける
膝を曲げる
動作で使われる 筋肉です
お尻の筋肉は
殿筋群( でんきんぐん )といいます
殿筋群は
大殿筋
中殿筋
小殿筋
という3つの筋肉の総称で
歩行を安定させる ために
使われます
加齢によりこれらの筋肉が
筋力低下を起こし
歩く際に足が上がらず
すり足となり床のカーペットや
少しの段差でつまずき転倒につながります
すり足による転倒を予防のために
歩き方の修正と
足の筋力を落とさないことが必要です
足の筋力が低下した状態では
膝が曲がりバランスを取るために
骨盤が後ろに倒れ
歩行の際に足が上がらず
すり足の状態につながりやすくなります
骨盤を立てることで 膝が伸びやすくなります
歩く際は足を振り子のように前に大きく出し
着地は つま先を上げて 優しくかかとから
膝は自然と伸び 重心はつま先に移動し
しっかり蹴り出して 次の一歩
を繰り返し 歩きます
骨盤の後傾が慢性化し動きが硬くなると
骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため
整体やマッサージなどで
骨盤の歪みを整え骨盤を立てた姿勢を
取りやすくすることが大切です
【まとめ】
すり足は転倒に繋がるため
歩行能力を落とさないことが大切です
加齢により足の筋肉が
筋力低下を起こし
歩く際に足が上がらず
すり足となり床のカーペットや
少しの段差でつまずき転倒につながります
すり足による転倒を予防のために
歩き方の修正と
足の筋力を落とさないことが必要です
すり足 転倒 を予防するための歩き方
についてご紹介しました
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参照WEB: https://www.nsca-japan.or.jp/journal/JSCR2013_19-26.pdf
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.1.26