太もも 筋力低下 転倒 を予防するための姿勢
・少しの段差で 転びそうになる
・足の筋力が 弱っている
・立った時に 膝が曲がっている
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
歩き方 を行うことで
すり足による転倒を予防しやすくなります
この記事では
太ももの筋力低下による転倒を予防するための
姿勢と太ももに関する
筋肉について 解説します
太ももの筋力低下は転倒に繋がるため
筋力をつける事が必要です
先行研究では
膝関節周囲筋である大腿四頭筋は
膝の伸展作用以外にも、
体重の支持や動的に膝関節の
安定性に関わっており、
さらに、運動時には歩・走・跳などの
主動筋として働いている。
しかし、大腿四頭筋は膝関節の傷害や
加齢によって萎縮しやすく、
他の筋に比べて筋力の低下が
大きいことも知られている。
膝関節周囲筋筋力の低下は、
スポーツ復帰の遅延や膝関節の不安定感、
高齢者においては転倒などを招く原因となり、
損傷後の早期スポーツ復帰や
膝関節の安定性の獲得、転倒予防のためには、
この筋力の増加が重要な課題とされている 1)
とあります
膝関節周囲筋の血流制限下筋力訓練の効果
一至適加圧量を中心にー
による論文では
・前ももの筋肉は
膝を伸ばす作用以外に
体重の支持や膝関節の安定に関わり
運動時には歩く・走る・跳ぶなどの
主動筋として働く
・前ももの筋肉は膝関節の怪我や
加齢によって萎縮しやすく
他の筋肉に比べて筋力の低下が大きい
・高齢者では転倒などを招く原因となり
転倒予防のためにはこの筋力の増加が重要
とあります
前ももの筋肉は
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
といいます
大腿四頭筋は
大腿直筋( だいたいちょっきん )
内側広筋( ないそくこうきん )
中間広筋( ちゅうかんこうきん )
外側広筋( がいそくこうきん )
という4つの筋肉の総称です
膝を伸ばす 膝を持ち上げる 動きに作用し
日常生活では
歩行などに使われています
加齢により大腿四頭筋が
筋力低下を起こすことで
膝を伸ばす力が低下し膝が曲がった状態となります
この様な状態で歩くことで足が上がりきらず
段差などでつまずき転倒につながります
高齢者による転倒は骨折を起こしやすく
寝たきりにつながる可能性があるため
膝を伸ばした状態で歩く事と
大腿四頭筋の筋力を落とさないことが必要です
大腿四頭筋が筋力低下を起こした状態では
膝が曲がりバランスを取るために
骨盤が後ろに倒れ
歩行の際に足が上がらず
段差につまずき転倒に
つながりやすくなります
姿勢を整えるには
腰を入れ骨盤を立てることが大切です
腰を入れる事で 膝が伸びやすくなります
骨盤が後ろに傾いた状態が慢性化し動きが硬くなると
骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため
整体やマッサージなどで
骨盤の歪みを整え骨盤を立てた姿勢を
取りやすくすることが大切です
転倒を予防するためには
大腿四頭筋の筋力も必要になります
前もものタオル体操
1、仰向けで両足を伸ばす
2、丸めたタオルを膝の裏に入れる
3、膝の裏でタオルをつぶすように
太ももに力を入れる
4、5秒キープする
5、10回×3セット行う
【まとめ】
太ももの筋力低下は転倒に繋がるため
筋力をつける事が必要です
加齢により大腿四頭筋が
筋力低下を起こすことで
膝を伸ばす力が低下し膝が曲がった状態となります
この様な状態で歩くことで足が上がりきらず
段差などでつまずき転倒につながります
太もも 筋力低下 転倒 を予防するための姿勢
についてご紹介しました
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参照WEB: https://www.juntendo.ac.jp/hss/albums/abm.php?f=abm00008526.pdf&n=2002-M-353.pdf
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.1.27