60代 背筋 筋力低下を予防する運動と姿勢
・立った時に 背中が丸まっている
・以前に比べて 背中の筋力が低下した
・姿勢を 良くしたい
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
姿勢 や
姿勢を保持する背筋の運動を行うことで
姿勢の崩れを予防しやすくなります
背筋は年齢とともに低下し
高齢になるほど顕著になります
先行研究では
65歳以上の350名を対象に、
縦断的に4年後、および8年後に
筋力、肩関節可動域、ADL状況、健康度等について
調査しベースラインとの比較を行った。
8年後には、体重が2㎏減少、
筋力が年に2%ずつ減少が見られ、
特に高齢の女性では
その低下する速さが顕著であったと報告した。1)
とあります
日常生活活動と筋力
による論文では
・65歳以上の350名を対象にした
8年後の調査では
筋力が年に2%ずつ減少が見られ
特に高齢の女性では
低下する速さが顕著である
とあります
体力測定による加齢変化の図では
20代で100%とする背筋力が
70代では40%以下とあります
背筋の筋肉の一つが
脊柱起立筋 ( せきちゅうきりつきん )です
脊柱起立筋は
棘筋 ( きょくきん )
最長筋 ( さいちょうきん )
腸肋筋 ( ちょうろくきん )
という 3つの筋肉の総称で
背骨を支え姿勢を維持する
働きをもつ筋肉です
加齢により脊柱起立筋が
筋力低下を起こすことで
背中が丸くなり姿勢が崩れやすくなります
筋力低下を予防するには運動で
背中の筋力を維持することが大切です
脊柱起立筋運動
1、足を伸ばして
肘を肩の真下につく
2、鎖骨から足首までが
一直線になるよう
お尻を床から上げる
3、30秒×3セット行う
背中の筋力が低下した状態では
骨盤が後ろに倒れ
猫背など姿勢の崩れに
つながりやすくなります
姿勢を整えるには
腰を入れて後ろに傾いた 骨盤を
立たせる事が必要です
背中が丸くなった姿勢が慢性化し
背骨の動きが硬くなると
骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため
整体やマッサージなどで
背骨の柔軟性をつける事が大切です
【まとめ】
背筋は年齢とともに低下し
高齢になるほど顕著になります
加齢により背中の筋肉の一つである
脊柱起立筋が
筋力低下を起こすことで
背中が丸くなり姿勢が崩れやすくなります
筋力低下を予防するには運動で
背中の筋力を維持することが大切です
60代 背筋 筋力低下を予防する運動と姿勢
についてご紹介しました
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参照WEB: https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/18/1/18_1_7/_pdf/-char/ja
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.2.4