50代 変形性膝関節症 を予防する体操と姿勢
・以前に比べて 膝が痛むようになった
・立った時に 膝が曲がっている
・変形性膝関節症を 予防したい
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
運動と立ち姿勢を行うことで
太ももの筋肉を使い
変形膝関節症を予防しやすくなります
変形性膝関節症の原因として
体重増加と加齢に伴う筋力低下
による膝の負担があります
先行研究では
45歳~54歳の年代において
体重が増加している割合が多かったが、
この年代から肥満が継続し、
関節に荷重ストレスが加わると同時に
筋量や筋力低下が影響し、
膝OAの発症と関連するものと考えられる。
一方、実際には体重は減少している割合が多く、
体重減少と膝OAについては、
加齢に伴う筋力低下の影響が考えられる。 1)
とあります
変形性膝関節症と肥満に関する縦断的検討
による論文では
・45歳~54歳の年代において
体重が増加している場合は
関節の負荷と筋力低下により
変形性膝関節症の発症に関連する
・体重が減少している場合と
変形性膝関節症については
加齢に伴う筋力低下の影響が考えられる
とあります
変形性膝関節症 とは
体重増加 や 加齢による筋力低下 により
膝に負担がかかり膝の軟骨 がすり減り
膝に強い痛み が生じる状態です
変形性膝関節症を予防するために
必要な筋肉の一つとして
太ももの筋肉である
大腿四頭筋があります
大腿四頭筋( だいたいしとうきん )は
大腿直筋( だいたいちょっきん )
内側広筋( ないそくこうきん )
中間広筋( ちゅうかんこうきん )
外側広筋( がいそくこうきん )
という4つの筋肉からなっており
膝を伸ばす、太ももを持ち上げる
動作に作用する筋肉です
大腿四頭筋が 筋力低下を起こすことで
膝が曲がり 膝に負荷がかかり
変形性膝関節症につながる可能性があるため
筋力を落とさないようにする ことが必要です
膝伸ばし運動
1、椅子に座り 少し前のめりになる
2、片足を上げる
3、5秒キープする
4、上げた足を キープしながら
つま先を 上げ下げする
5、反対も同じように行う
変形膝関節症を予防するには
太ももの筋力だけでなく姿勢を意識して
膝の負担を減らすことも大切です
太ももの筋力が低下した状態では
膝が曲がり骨盤が後ろに倒れ
膝の負担につながりやすくなります
姿勢を整えるには
腰を入れて後ろに傾いた 骨盤を
立たせる事が必要です
背中が丸くなった姿勢が慢性化し
背骨の動きが硬くなると
骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため
整体やマッサージなどで
背骨の柔軟性をつける事が大切です
【まとめ】
変形性膝関節症の原因として
体重増加と加齢に伴う筋力低下
による膝の負担があります
大腿四頭筋が 筋力低下を起こすことで
膝が曲がり 膝に負荷がかかり
変形性膝関節症につながる可能性があるため
筋力を落とさないようにする ことが必要です
50代 変形性膝関節症 を予防する体操と姿勢
についてご紹介しました
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参照WEB: https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/2/25775/20141016152512549154/StudHumSci_1_1.pdf
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.2.9