70代 円背 姿勢を予防する運動
・以前に比べて 体幹が弱くなった
・背中が 丸くなりやすい
・円背姿勢を 予防したい
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
運動を行うことで姿勢に関わる筋肉を使い
円背姿勢を予防しやすくなります
加齢による円背姿勢は
転倒などにつながる可能性がある
といわれています
先行研究では
超高齢化社会を向かえるにあたって,
加齢的変化による円背姿勢は,
転倒や動作遂行困難などの
負のスパイラルに陥る可能性がある。
今後の展望として,本研究の結果から,
高齢者に対して
体幹機能評価を行う事により,
円背姿勢を予防し自立した生活に
繋げていきたい 1)
とあります
高齢者の円背姿勢と体幹可動域の関連性
による論文では
・加齢による円背姿勢は転倒など
負のスパイラルに陥る可能性がある
とあります
円背を予防するために必要な
体幹の筋肉として
脊柱起立筋や腹直筋
などがあります
脊柱起立筋は
姿勢を安定させる背中の筋肉の一つです
脊柱起立筋は
棘筋 ( きょくきん )
最長筋 ( さいちょうきん )
腸肋筋 ( ちょうろくきん )
という 3つの筋肉の総称で
背骨を支え姿勢を維持する
働きをもつ筋肉です
腹直筋は
下っ腹まで付着する 筋肉 で
シックスパック と呼ばれる部位です
身体を前屈 側屈させる動き に作用し
日常生活では 体幹のバランスを安定させる
ために使われます
加齢によりこれらの筋肉が
筋力低下を起こすことで
円背姿勢につながるため
予防のために
日頃から背中やお腹の筋力を
落とさないことが大切です
背中の運動
1、うつ伏せで 両肘を支えにして
床から おへそが離れない程度に
身体を起こす
2、5秒キープする
3、5回繰り返す
お腹の運動
1、仰向けで両膝を立て 手を太ももに置く
2、膝に触れるように 体を起こす
3、10回×3セット行う
円背姿勢を予防するには
筋力だけでなく
普段の姿勢を
意識し整えることが大切です
円背姿勢では骨盤が後ろに傾き
背骨のS字の湾曲がC字のように
丸くなりがちです
円背を予防し姿勢を整えるには
お腹の筋肉を意識し
後ろに傾いた 骨盤を立たせる事が
必要です
円背姿勢が慢性化し背骨の動きが硬くなると
骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため
整体やマッサージなどで
背骨の柔軟性をつける事が大切です
【まとめ】
加齢による円背姿勢は
転倒などにつながる可能性がある
といわれています
姿勢を安定させる作用を持つ
背中やお腹の筋肉が
筋力低下を起こすことで
円背姿勢につながるため
予防のために
日頃から体幹の筋力を
落とさないことが大切です
70代 円背 姿勢を予防する運動
についてご紹介しました
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参照WEB: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2014/0/2014_0793/_pdf/-char/ja
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.2.20