デスクワーク 疲れ を予防する座り姿勢
・デスクワークをしていると 疲れやすい
・長時間座ると 肩、腰が痛い
・デスクワーク中の猫背を 予防したい
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
座り姿勢を行うことで
デスクワークでの疲れを予防しやすくなります
猫背姿勢でのデスクワークは
肩こり、腰痛だけでなく
自律神経が不安定になり
疲れや倦怠感につながる
といわれています
先行研究では
猫背などの歪んだ姿勢の症状は，
成長期を終えた大学生の約 6 割が
抱えている問題である．
猫背は慢性的な腰痛や，それに伴う頭痛の
大きな原因となるだけでなく，
自立神経の不安定さを招くなど
身体・精神疾患を引き起こす
可能性が非常に高い．
また，これらの疾患が引き起こす弊害として，
起床時や午前中の体調の悪化，
倦怠感や疲労感の増加，
脳貧血の発症率の上昇，
乗り物酔い，集中力・身体能力の低下など，
日常生活に影響を生じさせる
様々なものがあげられる．
姿勢の歪みは，普段の生活習慣によって
着実に形成され，露呈する．1）
とあります
CARNA：デスクワーク時における姿勢矯正手法の提案
による論文では
・猫背は慢性的な腰痛、頭痛だけでなく
自立神経の不安定さを招く
可能性が非常に高い
・起床時や午前中の体調の悪化
倦怠感、疲労感、貧血、乗り物酔い
集中力・身体能力の低下など
日常生活に影響を生じさせる
・姿勢の歪みは普段の生活習慣により形成される
とあります
自律神経 は
交感神経 、 副交感神経 の2つがあります
交感神経 は
緊張している時
興奮している時
ストレスがかかっている時
などに作用します
副交感神経 は
リラックスしている時 に作用します
人間の背骨は
横から見た場合に
首が前、背中が後ろ、腰が前の
S字カーブになっています
デスクワーク中は無意識のうちに
骨盤が後ろに倒れ背中が丸くなる姿勢が
癖になることで猫背になります
猫背など姿勢の崩れは
胸部が広がりづらくなり
呼吸が浅くなることで
交感神経が優位になります
この様な状態が続くことで
自律神経が乱れ
全身の疲労感 、倦怠感
貧血、集中力の低下
などにつながりやすくなります
猫背による疲労を予防するためには
デスクワーク中の座り姿勢を意識して
整える事が必要です
デスクワーク中は無意識のうちに
骨盤が後ろに傾き背中が丸くなり
呼吸が浅くなりがちです
姿勢を整えるには
腰を入れて後ろに傾いた 骨盤を
立たせる事が必要です
骨盤の後傾姿勢が慢性化し背骨の動きが硬くなると
骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため
整体やマッサージなどで
背骨の柔軟性をつける事が大切です
【まとめ】
猫背姿勢でのデスクワークは
肩こり、腰痛だけでなく
自律神経が不安定になり、
疲労感や倦怠感、貧血、乗り物酔い、
集中力の低下などに
つながりやすくなるため
デスクワーク中の座り姿勢を意識して
猫背を整える事が必要です。
デスクワーク 疲れ を予防する座り姿勢
についてご紹介しました
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参照WEB： https://www.sfc.wide.ad.jp/thesis/2012/files/core-publish-thesis.pdf
文責 ： 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修：相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師（国家資格）
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了（スポーツ科学）
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.3.11