デスクワーク 背筋 の筋力低下を予防する運動
・デスクワーク中に 姿勢が悪くなりやすい
・長時間パソコンをすると 肩、背中が痛い
・猫背を 予防したい
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
運動と座り姿勢を行うことで
背中の筋力低下による
肩こりを予防しやすくなります
肩こりを持つ女性は
背中の筋力が弱い
といわれています
先行研究では
肩こり症状を有する者は体幹筋の
筋肉率が低値であったことが認められ,
注視すべき結果と考えた.
肩こり症状に関連する体幹筋肉率の
カットオフ値は全体で 32.24%,
男性で 33.37%,女性で 30.78% とあり,
男性に比して女性は低い数値であった.
肩こり症状と体幹筋筋肉率の
関連についての報告は少ないが,
関係する研究として頸部痛と腹部周囲の
体幹筋の機能障害との関連が報告されている.
日本人を対象とした研究においても
肩こり症状を有する女性は
背筋力が減弱していたとの報告があり,
本研究と同傾向の結果が報告されている.1)
とあります
勤労者の肩こり症状に関連する因子の検討
による論文では
・肩こりを持つ人は体幹筋の
筋肉率が低値であった
・肩こりを持つ女性は
背筋力が減弱していた
とあります
背中の筋肉の一つが
脊柱起立筋 ( せきちゅうきりつきん )です
脊柱起立筋は
棘筋 ( きょくきん )
最長筋 ( さいちょうきん )
腸肋筋 ( ちょうろくきん )
という 3つの筋肉の総称で
背骨を支え姿勢を維持する
働きをもつ筋肉です
姿勢を安定させる作用を持つ
脊柱起立筋が筋力低下を起こすことで
姿勢が崩れ肩こりなどに
つながりやすくなるため
背中の筋力をつけつつ
デスクワーク中の
座り姿勢を整える事が必要です
背中の運動
1、足を伸ばして
肘を肩の真下につく
2、鎖骨から足首までが
一直線になるよう
お尻を床から上げる
3、30秒×3セット行う
デスクワーク中は無意識のうちに
骨盤が後ろに傾き背中が丸くなりがちです
姿勢を整えるには
腰を入れて後ろに傾いた 骨盤を
立たせる事が必要です
骨盤の後傾姿勢が慢性化し背骨の動きが硬くなると
骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため
整体やマッサージなどで
背骨の柔軟性をつける事が大切です
【まとめ】
肩こりを持つ女性は
背中の筋力が弱い
といわれています
姿勢を安定させる作用を持つ
脊柱起立筋が筋力低下を起こすことで
姿勢が崩れ肩こりなどに
つながりやすくなるため
背中の筋力をつけつつ
デスクワーク中の
座り姿勢を整える事が必要です
デスクワーク 背筋 の筋力低下を予防する運動
についてご紹介しました
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参照WEB: http://www.jsomt.jp/journal/pdf/067020087.pdf
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.3.14