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60代 ロコモ を予防する運動

60代 ロコモ を予防する運動

・歩いている時に 転びそうになる

・以前に比べて 運動をする機会が減った

・寝たきりを 予防したい

と悩んでいる方の記事になっており

 

これから紹介する

運動を行うことで

足の筋肉を鍛え

ロコモティブシンドロームを

予防しやすくなります

 

中高年では

11.8%の人が転倒を経験しており

ロコモティブシンドロームとの

関連が示唆される

といわれています

 

先行研究では

過去1年間の転倒経験者の割合は

全体で 11.8%,男性で 9.0%,

女性で14.1%と,

先行研究にて報告されている転倒発生率と

概ね同様の結果であった。

「転倒群」と「非転倒群」を比較すると,

男性では,ロコモ度テストの3テスト

全てにおいて有意差が認められた。

萩野は,筋力低下,運動速度の低下,平衡機能低下

などの加齢に伴う変化は

転倒リスクとなると述べている。1)

とあります

 

地域在住中高年者における転倒歴とロコモ度テストおよび

運動機能測定値との関連

による論文では

・中高年の転倒経験者の割合は

   全体で 11.8%,男性で 9.0%,

   女性で 14.1%

・「転倒群」と「非転倒群」を比較すると

   男性では全てにおいて有意差がある

・筋力低下,運動速度の低下,平衡機能低下は

   転倒リスクとなる

とあります   

 

ロコモティブシンドロームとは

運動器の障害によって

日常生活に制限をきたし

介護・介助が必要な状態をいいます

 

筋力低下、運動速度の低下、平衡機能低下は

転倒リスクとなるため

この3つの低下を防ぐことが大切です

これらに関わる筋肉として

前もも、裏もも、内もも、ふくらはぎ

などがあります

 

前ももの筋肉は

大腿四頭筋( だいたいしとうきん )

といいます

大腿四頭筋は

大腿直筋( だいたいちょっきん )

内側広筋( ないそくこうきん )

中間広筋( ちゅうかんこうきん )

外側広筋( がいそくこうきん )

という4つの筋肉からなっており

膝を伸ばす、太ももを持ち上げる

動作に作用する筋肉です

 

裏ももに位置する筋肉は

ハムストリングスと呼ばれ

大腿二頭筋(だいたいにとうきん)

半腱様筋(はんけんようきん)

半膜様筋(はんまくようきん)

という3つの筋肉の総称です

膝を曲げる

太ももを後ろに引く

動作に使われる筋肉です

 

内ももについている筋肉は

内転筋群 ( ないてんきんぐん )と呼ばれ

大内転筋 ( だいないてんきん )

長内転筋 ( ちょうないてんきん )

短内転筋 ( たんないてんきん )

薄筋 ( はっきん )

恥骨筋 ( ちこつきん )

という 5つの筋肉の総称です

 

ふくらはぎに位置する筋肉は

下腿三頭筋 と呼ばれ

腓腹筋 ( ひふくきん )

ヒラメ筋

という 2つの筋肉の総称です

日常生活では

足首を伸ばす 膝を曲げる

などの動きに作用する筋肉です

これらの筋肉が筋力低下を起こすことで

ロコモティブシンドロームとなり

転倒によるケガだけでなく

寝たきりにつながる可能性があるため

筋力を落とさないようにする ことが必要です

筋力低下、運動速度の低下、平衡機能低下を

予防する方法として

スクワットや片足立ちがあります

 

スクワット

1、足を肩幅分開き つま先を前に向ける

2、両手を前に伸ばし太ももと床が

     平行になるまで身体を下ろす

3、ゆっくりと元に戻す

4、10回×3セット行う

 

 

開眼片足立ち

1、素足で壁に向かい

     壁から50cmほど離れて立つ

2、両手を下げたまま両眼を開け

     片足を5cmほどあげる

3、反対も同じように行う

転倒予防のため一人でやらずに

無理のない範囲で行って下さい

 

【まとめ】

中高年では

11.8%の人が転倒を経験しており

ロコモティブシンドロームとの

関連が示唆される

といわれています

足の筋肉が筋力低下を起こすことで

ロコモティブシンドロームとなり

転倒によるケガだけでなく

寝たきりにつながる可能性があるため

筋力を落とさないようにする ことが必要です

 

60代 ロコモ を予防する運動

についてご紹介しました

 

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参照WEB:  https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptcse/23/1/23_40/_pdf/-char/ja

 

文責 : 田上 尚平

整体師歴10年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス 大泉学園院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

最終更新日:2022.4.6

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