80代 太もも の筋力低下を予防する運動
・スタスタと 歩きたい
・年齢を重ねて 歩く速度が落ちた
・転ぶのを 予防したい
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
運動を行うことで
太ももの筋肉を鍛え
運動能力の低下を予防しやすくなります
80歳代では太ももの
筋肉や運動機能が低下する
といわれています
先行研究では
最も低下率が大きかったのは
膝伸展筋力(76%)と
膝屈曲筋力(71.7%)であった 1)
とあります
加齢による下肢筋の筋厚と運動機能の低下率の違い
による論文では
・平均年齢83歳を対象とした
足の筋厚と運動機能の低下率を調べた結果
前ももと裏ももの低下率が大きい
とあります
前ももの筋肉は
大腿四頭筋( だいたいしとうきん )
といいます
大腿四頭筋は
大腿直筋( だいたいちょっきん )
内側広筋( ないそくこうきん )
中間広筋( ちゅうかんこうきん )
外側広筋( がいそくこうきん )
という4つの筋肉からなっており
膝を伸ばす、太ももを持ち上げる
動作に作用する筋肉です
裏ももに位置する筋肉は
ハムストリングスです
ハムストリングスは
大腿二頭筋( だいたいにとうきん )
半腱様筋( はんけんようきん )
半膜様筋( はんまくようきん )
という3つの筋肉の総称です
膝を曲げる
太ももを後ろに引く
動作に使われる筋肉です
太ももの筋肉が機能低下を起こすことで
歩く速度の低下や転びやすさに
つながる可能性があるため
運動で太ももの筋力を落とさないことが大切です
前もも、裏ももの運動の一つとして
スクワットがあります
スクワット
1、足を肩幅分開き つま先を前に向ける
2、両手を前に伸ばし太ももと床が
平行になるまで身体を下ろす
3、ゆっくりと元に戻す
4、10回×3セット行う
【まとめ】
80歳代では太ももの
筋肉や運動機能が低下する
といわれています
太ももの筋肉が機能低下を起こすことで
歩く速度の低下や転びやすさに
つながる可能性があるため
運動で太ももの筋力を落とさないことが大切です
80代 太もも の筋力低下を予防する運動
についてご紹介しました
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参照WEB: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2006/0/2006_0_C0253/_pdf/-char/ja
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2022.4.11