寒暖差疲労 ツボ 押しでスッキリ
・最近体が何だかだるい
・肩こり、頭痛が抜けづらい
・お腹の調子がいまいち
・寝ても疲れが抜けない
これらの症状は 自律神経が乱れると出てくる
自律神経は
心と体を活発にする 交感神経
リラックスさせる 副交感神経
に分かれ心身のバランスを保つ役割があります
しかし 様々な要因で自律神経のバランスが
崩れると体に様々な不調が現れます
その要因のひとつが 寒暖差 です
気温が高いときは 体内の熱を外に逃がすため
血管を広げ 汗を出し 体温を下げようとする
気温が低いときは 血管を収縮 血流を穏やかに
することで 熱の放出を抑えたりします
しかし 寒暖差が激しいと 自律神経のスイッチ
がうまく切り替わらなくなる
その状態が続くと 疲労が蓄積し 常に不調を
感じるようになっていきます
寒暖差疲労を整えていくためには
自律神経のスイッチの切り替えを良くする
ことが重要です
この記事を最後までご覧いただくと
寒暖差疲労を解消する 自律神経の整え方
がわかります
冬場になって 何だか体の調子が良くない
というあなたのお悩み解消につながれば
嬉しいです
● 寒暖差疲労を整える方法
日頃から手足末端が冷えていませんか?
寒いと血管を収縮させて 血流が穏やかに
なります
そのまま血流が穏やかのままでいると
慢性的に体が冷えた状態になります
一時的に温めても またすぐに冷えてしまう
という方は 血管を広げるスイッチにうまく
切り替わらない状態です
血流が滞り 体が冷えたままだと
肩こりやお腹の不調につながりやすい
慢性的に冷える方は 徹底的に体を温める
では どこを温めれば 良いのでしょうか
体全体を温めるためには
首を温める ことがおすすめです
冷え性改善の研究では 1)
首元を温めると冷え性が改善されたと
述べられています
冷えたところを温めることも大切ですが
首の後ろを集中的に温めてみてください
冷えたままの体が温まってくると
自律神経のバランスが整ってきます
さらに状態をキープさせるためには
自律神経を整えるツボ押しがおすすめです
次に 寒暖差疲労対策のツボ押しを
ご紹介させていただきます
● 寒暖差疲労 ツボ 押しでスッキリさせる
寒暖差疲労をスッキリさせるポイントは
血流促進 です
血流を高めるツボ が 寒暖差疲労のツボ
にもつながります
血流を高めるツボは 色々ありますが
今回は下半身にある 2か所のツボを
ご紹介させていただきます
血巡りを高めるツボ ひとつ目は
三陰交( さんいんこう )です
内くるぶしから指3本上 すねの骨のキワ
ふたつ目は 血海(けっかい)です
膝のお皿の内側から指3本分上のところ
どちらのツボも 少しくぼみがあるところ
押すとツーンとした効いている痛みが出ます
親指の腹で 10秒程度 刺激する
痛すぎるぐらい強く押すと 体が力み
リラックスする神経が高まりにくいので
ご注意ください
座りながら 手が届きやすい場所なので
こまめにツボ押しをしていただけると
寒暖差疲労対策につながります
● まとめ
気温差によって 自律神経のバランスが
崩れ 体の不調が続く状態を 寒暖差疲労
と呼ばれています
気温差によって 血流が滞り 慢性的に冷えた
状態が続くと 様々な体の不調につながる
寒暖差疲労をスッキリさせるためには
血流を高めること
首元を温める 血行良くするツボを
ご紹介させていただきました
寒暖差疲労で いまいち体の調子がすぐれない
方は ぜひ行ってみてください
しかし 温めたり、ツボ押しをしても
寒暖差疲労が抜けない・・・
そのようなあなたには
こちらの記事でも 自律神経を整える方法
をご紹介しているので 合わせてご覧ください
参照URL:
1)https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2010/0/2010_0_AdPF1005/_pdf/-char/ja
文責 : 榎本 裕司
整体師歴20年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員