いつもカイラックスをご利用いただき
誠にありがとうございます
3月は 会社の決算や4月の人事異動などで忙しく
パソコン作業が続き
首、肩が痛いというお客様が
多くいらっしゃいました
パソコンなどの作業による肩こりは
7割以上の人が感じている
と言われており
先行研究では
仕事での VDT 作業における
「肩のこり・痛み」の有訴者は 74.8% と,
比較的大きな割合が示されている.1)
とあります
VDT(Visual Display Terminals)とは
文字や図形等の情報を表示する出力装置
(液晶ディスプレイ、ブラウン管)と
入力装置(キーボード、マウス、スキャナー等)で
構成される機器のことを指し
パソコンやスマホの事をいいます
VDT作業により
頭位が前傾傾向になる不良姿勢は
「IT 猫背」と呼ばれます
頭位の前傾とは
頭の位置が前に傾いた姿勢で
このような姿勢を続ける事で
首の骨の彎曲が真っすぐになり
ストレートネックやスマホ首と
呼ばれる状態につながります
頭は約5kgあり
背骨のS字カーブが重さを支えています
首の傾きは75度の場合12.2kg
60度の場合18kg、30度の場合は27kgの
負荷が首にかかると言われており
パソコン作業などで頭が前に傾くと
頭の重さを首や肩の筋肉で支える必要があり
肩こりなどにつながりやすくなるため
パソコン仕事による肩こりを予防するためには
姿勢を整えつつ首、肩回りを動かし
筋肉への負荷を軽減させることが必要です
座っている時は骨盤が後ろに傾き
頭の位置が前に行きがちです
姿勢を整え安定させるには
お腹の筋肉を使い
後ろに傾いた骨盤を立たせることが必要です
肩回し
1、両肩に手を置いて肘を曲げる
2、肘で小さい円を描くように内回しに動かす
3、1分繰り返す
4、外回しも1分繰り返す
肩の上げ下げ
1、姿勢を整えて座る
2、息を吸いながら肩をすくめるように両肩を上げる
3、3秒キープする
4、息を吐きながら両肩を下ろす
5、5回繰り返す
首のストレッチ
1、右手で左肩をつかみ手のひらで鎖骨を押さえ脇を締める
2、鎖骨を押さえながら頭を後ろへ倒す
3、そのままゆっくりと右に傾ける
4、反対も同じように行う
【まとめ】
パソコンなどの作業による肩こりは
7割以上の人が感じている
と言われており
パソコン作業などで頭が前に傾くと
頭の重さを首や肩の筋肉で支える必要があり
肩こりなどにつながりやすくなるため
姿勢を整え肩回りを動かしていくことが必要です
パソコン作業の合間、1時間おきに体操を入れる事で
肩こりが楽になったというお客様の声を頂きます
ぜひ試してみて下さい
お体の不調が続いているときは
一度 ご相談いただければと思います
姿勢からしっかり整えていきますので
お気軽に LINEしてください
参照WEB:http://www.jsomt.jp/journal/pdf/067020087.pdf
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2023.4.7