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背中の硬さ、痛みを予防する体操

いつもカイラックスをご利用いただき

誠にありがとうございます。

 

6月は 長時間の会議や座りっぱなしで

背中が硬まって痛いというお客様が

多くいらっしゃいました。

 

背中が硬まり痛みが出る原因の一つとして

頭部前方偏位姿勢が挙げられ

 

先行研究では

座位姿勢は立位姿勢や臥位姿勢よりも負担が大きく,

より正常な姿勢を求められる.

しかし,長時間同じ姿勢をとると,

正常な姿勢を保ち続けることが困難となり,

不良な姿勢へと変化する.

また,コンピュータやスマートフォンを使用する際には,

頭部前方偏位姿勢をとることが多い.

このような逸脱姿勢を長期間続けると,

筋骨格系に影響を及ぼし,頸肩痛,背部痛,

腰痛,全身の疼痛や不快感などの自覚症状が生じ,

逸脱姿勢が固定化する可能性がある.1)

とあります。

 

頭部前方偏位姿勢とは

頭部が前方に出て首の骨の彎曲が

真っすぐになった状態の事で

ストレートネック、スマホ首などと呼ばれます。

 

パソコン、スマホを扱う際は

頭の位置が前に行きバランスを保つために

背中が丸くなりがちです。

 

この様な姿勢を長時間行うことで

背骨が硬まり痛みにつながりやすくなります。

背中の痛みを予防するためには

座り姿勢を整えるだけでなく

背骨や肩甲骨を動かす体操で

柔軟性をつけることが必要です。

 

座っている時は後ろに傾いた骨盤を立たせ

スマホを見る時は目線を上げて

うつむかないようにする事が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

背骨の体操

1、両手を肩の真下に下ろして床につく

2、両ひざを腰より後ろについた

  四つん這いの姿勢をとる

3、両手と両ひざは肩幅くらいに開き

  腕と太ももが床と

      垂直になるようにする

4、目は両手よりも少し前を

  真っ直ぐ見る

5、息を吐きながら

  ゆっくりと背中をそらして

  目線を天井に向ける

 

パピーポジション

1、うつ伏せで 両肘を支えにして

     床から おへそが離れない程度に

     身体を起こす

2、5秒キープする

3、5回繰り返す

肩回し

1、両肩に手を置いて肘を曲げる

2、肘で小さい円を描くように内回しに動かす

3、1分繰り返す

4、外回しも1分繰り返す

 

【まとめ】

背中が硬まり痛みが出る原因の一つとして

座った時に頭の位置が前に行く

頭部前方偏位姿勢が挙げられるため

姿勢を整えつつ体操で

背骨の柔軟性をつける事が大切です。

 

背骨の運動や肩回しをこまめに行う事で

背中のコリが取れた、痛みづらくなった

というお客様の声を頂きます。

ぜひ試してみて下さい。

 

お体の不調が続いているときは

一度 ご相談いただければと思います。

お気軽に LINEしてください。

 

【大泉学園院】にLINEで相談する

 

参照WEB:https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/36/2/36_285/_pdf

 

文責 : 田上 尚平

整体師歴10年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス 大泉学園院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

最終更新日:2023.7.7

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