後湾平坦型 姿勢を整える体幹の運動
・お腹を 突き出して立っている
・長時間立つと 腰が痛い
・体幹の 筋力が弱っている
と悩んでいる方の記事になっており
これから紹介する
運動を行うことで
後湾平坦型による姿勢の崩れを
予防しやすくなります。
後湾平坦型とは
骨盤が後ろに傾き
お腹を突き出した姿勢で
スウェイバック姿勢とも呼ばれます。
後湾平坦型では体幹の筋肉が
活動低下を起こしやすく
中でも腸腰筋が活動低下を起こしやすいといわれ
先行研究では
SW は本研究より有意な表層筋の活動増加と
深層筋の活動低下を示した。
SWは、受動要素(関節包や靭帯の支持性)の
弾性に依存することで腹直筋以外の
筋活動の減弱を発起させる。
本研究においても背筋群以外では
有意な活動の低下を認めた。
また股関節屈筋群でも同様で、
深層筋である腸腰筋の活動低下を示した。1)
とあります。
腸腰筋(ちょうようきん)は股関節の深部に位置し
大腰筋( だいようきん )
小腰筋( しょうようきん )
腸骨筋( ちょうこつきん )
という3つの筋肉の総称です。
太ももを持ち上げる、腰を前に曲げる
などの動作で使われ
体幹、姿勢、歩行を
安定させる作用を持つ筋肉です。
姿勢を安定させる作用を持つ
腸腰筋が上手く使えなくなることで
骨盤が後傾し後湾平坦型姿勢となり
姿勢の崩れだけでなく
肩こり、腰痛などにつながりやすくなるため
筋力を落とさないようにする事が必要です。
腸腰筋の運動
1、骨盤を立てて椅子に座る
2、両手を膝の上に置く
3、力比べをするように
足を上げる動作と
両手で膝を下げる動作を
同時に行う
4、左右10回繰り返す
【まとめ】
後湾平坦型とは
骨盤が後ろに傾き
お腹を突き出した姿勢で
スウェイバック姿勢とも呼ばれます。
この状態では姿勢を安定させる筋肉の一つである
腸腰筋が活動低下を起こしやすいため
運動で筋力をつけていく事が必要です。
腸腰筋の運動を行い体幹の筋肉を使えるようにする事で
姿勢を整えやすくなった、腰が痛みにくくなったという
お客様の声を頂きます。
ぜひ試してみて下さい。
後湾平坦型による姿勢の崩れ予防法についてご紹介しました。
姿勢の整え方を確認したい 後湾平坦型を予防したい
そのような場合は
後湾平坦型予防コースで身体の歪みから整えていきます。
【 後湾平坦型予防コース 】
1回 8,800円
所要時間: 60分
セッション内容: カウンセリング 姿勢検査
骨盤ストレッチ 姿勢の歪み調整
立ち方・歩き方などの姿勢 ・動作改善
お問い合わせフォームはこちら
参照WEB:https://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/ronbun/fujitani.pdf
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
最終更新日:2023.7.25