骨盤 広い くびれ とのサイズ比は
どれくらいが理想的なのでしょうか
・骨盤とウエストの サイズ比が大きい
・パンツをくびれで合わせると骨盤が入らない
・体重より 体型のバランスを整えたい
上半身と下半身のサイズ感が全く違う
体重落ちればウエスト周辺はしっかりくびれる
けど 骨盤周りは引き締まらない
骨盤周りを引き締めていくためには
骨盤が広い原因が何なのかを追求していくこと
が重要です
骨格の問題なのか 脂肪の問題なのか
むくみの問題なのか 筋肉の問題なのか
原因によって 対処法は変わってきます
原因を突き止め 正しく対処していきましょう
そして骨盤周りを引き締めていく際に
どれくらいまで引き締められれば 見た目が
綺麗な印象になるのでしょうか
ウエストと骨盤(ヒップ)のサイズ感は
どれくらいの比率が理想的なのでしょうか
ウエストとヒップの比率などは
ワコール人間科学研究所から発表されている
ゴールデンカノンが 一つの指標になります 1)
ウエストのくびれ と 骨盤の理想的なサイズ感
の比率と その近づけ方のポイントを ご紹介
させていただきます
はじめに くびれと骨盤の比率から
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骨盤 広い くびれ との比率とは
ウエストのくびれ と ヒップのサイズ感
どれくらいの比率が理想的なのか
その比率は
ウエスト : ヒップ 1 : 1.4
に なります
サイズを測定する場所は
ウエストの周径 くびれの一番細いところ
ヒップの周径 ヒップトップの高さの周径
で測定していきます
先行研究ではヒップ周径とその他の周径の関係
には相関関係が認められ
ヒップ周径が大きくなるに従って ウエスト周径
腹部周径 太もも周径 膝周径 ふくらはぎ周径
足首周径の割合もやや比例して増えていく
ウエスト 膝 ふくらはぎ 足首 はヒップより
肉のつき方が少なく 腹部 太ももは ヒップより
肉のつき方が多いという傾向がわかった
と発表されています 2)
骨盤周囲より ウエストの方が肉のつき方が
少ないために サイズ感に差が出やすくなる
逆に ヒップ 下腹部 太ももは 肉がつきやすい
ため 骨盤の横幅に影響が出やすくなる
ウエストとヒップのサイズ感をそろえていく
ためには 骨盤周囲のサイズ感を落とせるか
が重要となっていきます
骨盤の横幅の原因は
主に 骨 か 骨以外 かに分かれます
骨が原因のケースでは 大転子の出っ張り
骨以外のケースでは 脂肪 や むくみ
が考えられます
こちらで詳しくご紹介しております
原因が 骨盤周りの脂肪やむくみの場合は
どのように対処すれば綺麗に引き締めること
が出来るのでしょうか
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骨盤周りの引き締め方(脂肪・むくみ)
脂肪やむくみが原因での骨盤の横幅を
引き締めていくためには 循環を高めること
が重要です
血巡りが滞る事で 骨盤周りが冷えやすくなり
脂肪が蓄積しやすくなります
また循環が滞ることで 骨盤まわりのむくみ
も溜まりやすく サイズ感に影響が出てきます
骨盤周りの循環を高めるためには
股関節の柔軟性を高める事が大切です
股関節に付着する筋肉のひとつが
お尻の筋肉 です
お尻の筋肉は 姿勢保持に使われるほか
大転子を引っ込める筋肉でもあります
姿勢保持でお尻の筋肉が使われないと
機能低下を起こしていく
機能低下を起こす事で 血流を高める筋ポンプ
が働かず 循環が滞る
循環が滞ることで代謝が落ちると
脂肪が蓄積しやすくなっていきます
股関節が硬い方はストレッチなどで
柔軟性を高めるようにしていきましょう
また 骨盤周りのサイズ感が大きくなってくる
には 一定の体脂肪率が関係してきます
その体脂肪率は 25%が境界線
体脂肪率25%を超えてくると 骨盤周りに
脂肪が蓄積しはじめ 体型変化が起きてくる
骨盤の横幅が気になり 体脂肪率が25%以上
である場合は 体脂肪コントロールも行えると
理想的です
くびれはあるけど 骨盤の横幅が広い
という方は 股関節の柔軟性と体脂肪率の確認
を行うことをおすすめいたします
【まとめ】
ウエストと骨盤のサイズ感に差がある
ダイエットするとウエストは細くなるが
骨盤周りのサイズが落ちにくい
理想的なサイズ感の比率は
ウエスト:ヒップ 1:1.4
になります
ヒップ周囲に比べて ウエスト周囲は
肉が付きにくく 骨盤周りとのサイズ感に
差が出やすいものです
ウエストと骨盤のサイズ感を合わせていく
為には 骨盤周りの引き締めが重要となって
いきます
骨盤周りが大きくなる原因は
・大転子の出っ張り
・骨盤周りの脂肪、むくみ
などが考えられます
これらを引き締めていくためには
股関節の柔軟性を高めて お尻の筋肉の
機能性を高めることが重要です
お尻の筋肉は大転子を引っ込めるほか
姿勢保持で使われます
お尻の筋肉を使って姿勢を保つことで
日頃から骨盤周りの筋ポンプ作用が働き
循環が高まりやすくなります
血流が高まる事で むくみを流し 脂肪の蓄積の
予防につながります
体脂肪率25%を超えてくると 骨盤周りに
体型の変化が表れてきます
ウエストのくびれはあるけど 骨盤が広い
ウエストとヒップのサイズ比率を 1:1.4 を
目指し 股関節の機能性向上 体脂肪率の
コントロールを行うことが重要です
参照WEB:
1)https://www.wacoal.jp/hsrc/publication/1995-02/index.html
2)https://ci.nii.ac.jp/naid/110000953608
文責 : 榎本 裕司
整体師歴20年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2020.1.7