太ももを細くする
News

太もも 外張り の原因と引き締めるには

太もも 外張り の原因とは

太もも 外張り

・太ももの外側が 強く張り出してきている

・太ももを触ると 硬く 張って パンパン

・細くしたいけど 筋トレすると逞しくなる

 

太ももが太い 特に外側が盛り上がっている

ように 外側にせり出してきている

引き締めようとしても 逆にたくましくなり

このまま太いままと 半ば諦めかけている

 

太ももの外側を引き締める ためには

どうしたら良いのでしょうか

 

そもそも 引き締める前に太ももの外側が

なぜ 張り出しているのかを考えなければ

なりません

その上で 適切に対処しなければ 思う効果が

得られにくいものです

 

なぜ 太ももの外側が 張り出して来るのか

それは 前ももについている 4つの筋肉

大腿四頭筋のひとつ 外側広筋の筋構成 が

関係してきます

 

今回は 太ももの外張りの原因のひとつ

外側広筋についてご紹介し その上で

太ももの外張りを抑える方法も 合わせて

ご紹介させていただきます

 

はじめに 外側広筋の筋繊維構成 について

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

太もも 外張り の原因 外側広筋とは

 

前ももについている 大腿四頭筋

外側に付着している筋肉が 外側広筋

外側広筋の筋構成が 太もも外張りに影響を

およぼしています

 

大腿四頭筋の 筋繊維構成を調査した文献では

大腿四頭筋全重量に占める 各筋の比率は

外側広筋が約35% 内側広筋が約27%

中間広筋が約22% 大腿直筋が約15%

で おおよそ 一定していた

 

大腿四頭筋 総筋腹横断面積 2534.4mm2に

対する割合は外側広筋が31.6%内側広筋28.9%

中間広筋24.0% 大腿直筋15.5% の順であった

 

と述べられています 1)

 

4つの前ももの筋肉の中で外側に付着している

外側広筋が もっとも 重量があり 面積が広い

ということです

 

太ももの外張りの原因のひとつが

筋肉の力み になります

 

外側広筋は 根本的に筋肉のサイズが大きい為 

様々な要因で 張り出しやすい場所となります

負担をかけて 力ませないようにできるかが

外もも痩せのポイント です

 

では どうすれば 外側広筋の負担を減らし

力ませないようにすることは 出来るのか

 

ポイントは 姿勢の崩れ です

前ももに負担をかける姿勢は

お腹を前に出した 反り姿勢です

背中が丸まり 膝がくの字に曲がった姿勢

日頃 このような立ち方をしていませんか

 

お腹を前に突き出すことで 重心が前がかりに

なり 前ももが常に支えがちになる

過度に重心を支える負担が 前ももの筋肉に

かかってくることで 力みにつながります

 

姿勢を保つ際 筋肉への負担を減らすには

骨格の特性を使って重心を支えること が

重要です

 

骨で立ち 前ももの筋肉に負担をかけない姿勢

については 上記記事も合わせてご覧ください

 

また 歩行動作でも 大腿四頭筋の役割は大きく

主に 前に倒れないよう ブレーキをかける役割

をもっています

 

しかし ハイヒールを履いていると 前ももへの

負担が大きくなります

裸足歩行とハイヒール歩行の違いを検討した

先行研究では 2)

 

ハイヒール条件の大腿直筋 内側広筋 外側広筋

大腿二頭筋の筋活動は 裸足条件と比較して

有意に増大した と発表されています

 

裸足で歩くより ハイヒールの方が外側広筋に

かかる負担が 大きかったということです

日頃から ハイヒールを履く機会が多い方は

太ももの外側の負担に つながりやすい

 

運動靴などを 選択できるのであれば

歩きやすい 前ももに負担をかけない靴選びを

することも 太ももの外張り予防に大切です

 

また 前ももに負担をかけづらい歩き方

こちらの記事で ご紹介しております

 

太ももの外張りを引き締める には

立ち方 歩き方で前ももの負担を軽減できるか

が 重要となってきます

 

太ももの外張りの原因である

姿勢を見直してみては いかがでしょうか

 

【 まとめ 】

太ももの外側が張り出している

引き締めようとしても なかなか細くならない

 

太ももの外張りは 筋肉の力みが原因のひとつ

特に 前ももの外側 外側広筋の負担

 

前ももは 4つの筋肉から構成されていますが

外側に付着している 外側広筋が最も大きい

その為 使われやすく 負担がかかりやすい

 

負担を軽減させるには 姿勢改善が重要

・ お腹を前に突き出した姿勢

・ ハイヒールを履いて歩く

と 前ももの筋肉に負担がかかる

 

出来る範囲で 見直していくことを

オススメいたします

 

前ももに負担をかけない 姿勢に整えたい

専門的に 太ももを引き締めてもらいたい

という あなたには

骨盤から下半身を引き締める 姿勢・動作改善

で 整えてまいります

 

参照WEB :

1)https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptcse/21/1/21_51/_pdf/-char/ja

2)https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/30/2/30_155/_pdf/-char/ja

 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

作成日:2021.05.10

TOP