太ももを細くする
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太もも くっつく のは脚が太いから?

太もも くっつく のは下半身太りの影響?

太もも くっつく

・まっすぐ立つと 太ももに隙間が無い

・内ももが 常に ぷよぷよ たるんでいる

・太ももが くっついているのが気になる

 

内ももの間に隙間が無く くっついている

これが 良いのか 悪いのか わからない

 

太ももの隙間の有無に関しては 明確な基準は

見当たりません

 

脚部の美しさと体形との関係 を調査した

先行研究では 以下のように述べられています

 

形からみた 脚前面部の美脚とは

細く長く真直ぐで 両脚間の隙間が程よくあき

左右のバランスの良い脚と考察した 1)

 

ここでの 両脚間の隙間が “ 程よくあき ”と

いうところが ポイントです

 

最近では 内ももの隙間のことを

サイギャップ と呼ばれています

 

では どうして内ももの隙間がなくなり

太ももの内側がくっついてくるのでしょうか

 

その原因の一つが 内ももの筋肉の機能低下

内転筋が使えていない ことで内ももにむくみ

や 脂肪が蓄積し 隙間が埋まっている

 

日頃から 内ももの筋肉が使われていると

このような機能低下が起きず 内ももの隙間が

安定して できるようになる

 

内ももの筋肉 内転筋は 股関節の内転といい

外に開いた足を内に戻す動作 で使われます

しかし この股関節の内転動作は 日常生活に

おいて なかなか行われない動作です

 

その為 内ももの機能向上をさせていくには

股関節の内転動作以外で 使っていくことが

重要です

 

今回は くっついた内ももに隙間をつくる為

内ももの筋肉を内転以外で使う動作について

ご紹介させていただきます

 

どのようなシーンで

内ももの筋肉が 使われるのでしょうか

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太もも くっつく のを予防するために

 

内ももに隙間をつくるには 内ももの筋肉

内転筋(ないてんきん)を使うことが重要です

 

股関節の内転以外での 内転筋の作用に

骨盤の安定化 があります

様々な動作時に 内転筋が使われると

姿勢が崩れず スムーズな動作につながる

 

椅子から立ち上がるときは 骨盤が前に傾き

股関節を曲げた状態を保持して 座面からお尻

が離れるのが 理想です

 

その時に 内股にならないように 内転筋が

使われると スムーズに立ち上がれます

 

内転筋群が 立ち上がり動作で骨盤・股関節

に与える影響を 調査した文献では 2)

ボールを内ももに挟み 内ももを使いながら

立ち上がり動作を行うと 股関節を曲げた状態

を維持し 骨盤を前傾させて立ち上がりが可能

と 述べられています

 

立ち上がる際に 内またにならないこと

が ポイントです

膝と膝をつけて立ち上がるのは 大変なので

膝とつま先を 同じ方向に向けて 立ち上がる

ようにしていきましょう

 

意識的に このような立ち上がり動作を行うと

内ももの筋肉が 使われるようになります

 

また 姿勢の安定で内転筋が使われるケースは

走る動作 です

 

走るスピードに伴う 内転筋の筋活動を

調査した文献では 3)

長内転筋は 股関節の曲げ伸ばし どちらの

動作でも作用していた

内転筋以外の 股関節を動かす筋肉と共同して

股関節の安定を はかっていた

と 発表されています

 

走るときに 体が左右にぶれないように

裏ももやお尻の筋肉と共に 姿勢を安定させる

役割があるようです

 

内転筋に刺激を入れる には

軽めのダッシュ走を行う のもオススメです

 

日頃 ウォーキング や 軽めのランニング

を行っている方は どこかでダッシュ区間

を設けて 内ももに刺激をいれてみては

いかがでしょうか

 

日常でも 何気なく行っている動作で

股関節の安定のために 内ももの筋肉は

使われています

 

しかし 日頃 デスクワークで座りっぱなし

立ち上がる機会が ほとんどない

外を走るどころか 歩く機会もさほどない

という方は 内ももの筋肉を使う頻度が少なく

機能低下を起こし 太ももがたるみ 隙間が

無くなる要因になっている かもしれません

 

鍛えるというより まず使うこと

が 内ももの隙間を作る 第一歩です

出来るところから スモールステップで

取り入れ 内ももの筋肉を使っていきましょう

 

また 立つときの重心の置き方 によっても

内ももの使われ方が 変わってきます

 

内ももを使う 立ち方については

こちらも 合わせてご覧ください

 

内ももを引き締めるための姿勢 や 動作が

良くわからない 一度確認してほしい

というあなたに 骨盤から下半身を引き締める

専門の姿勢・動作改善 でお体のバランスを

確認させて頂きます

 

参照WEB :

1)https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjske2001/2/2/2_2_1/_pdf/-char/ja

2) https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2010/0/2010_0_AbPI1022/_pdf/-char/ja

3) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpehss/56/2/56_10059/_pdf/-char/ja

 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

作成日:2021.08.04

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