膝下O脚 座り方 で歪みが作られる?
・脚の歪みが気になり細身の洋服が着れない
・膝下だけが弯曲し、ふくらはぎが太い
・だんだんと脚のラインがO脚になってきた
膝下だけ、脚のスキマがやけに目立つのは
膝下O脚(XO脚)という歪みが考えられます
この膝下O脚とは医学的には無い歪みで
元からあるO脚、X脚の歪みに日常生活の
動作のクセが合わさると起こりえます
現代社会、椅子での生活が多くなりました
特殊な椅子の座り方が習慣となり、関節が
硬まってくると膝下O脚につながります。
それではどのような座り方をしていると
膝下O脚になるのか紹介させて頂きます。
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先程も言いましたが、医学的にはO脚、X脚
しかありません。
簡単に言えば
O脚は左右両膝がつかず、内くるぶしはつく
X脚は膝はつくけど、内くるぶしがつかない
骨盤の傾き(前後傾)からくる運動連鎖と
いう一定のパターンで原則、脚のラインが
作られます。
O脚、X脚の違いについては こちら を
ご覧ください。
一般的なO脚、X脚の座り方の特徴は
O脚は 骨盤の後傾 から起こり、
股関節、膝関節が外側に捻じれ、ガニ股に
足の小指側で接地します
逆にX脚は骨盤が前傾し、
股関節、膝関節が内側に捻じれ、内股に
足の親指側で接地します
膝下O脚(XO脚)はこの2つの要素が
複合的に合わさることで起こります
例を挙げると
骨盤後傾、足の小指側で接地しているのに
膝と膝を『ハの字』にして内股気味に
骨盤前傾、膝同士を合わせているのに
足先は小指側で接地している
など、イメージ出来ますか。
思い当たる節はありませんか。
このような特殊な座り方を無意識的に行い、
歪みのクセがつき、そのまま硬まってくると
一般的にはない膝下O脚が作られていく
のではないかと考えられます。
では、正しい座り方とは
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膝下O脚を予防する正しい座り方は
1、骨盤をまっすぐ立てて座る
骨盤の一番下に“坐骨”という骨があります
お尻の下に手を入れて、坐骨が触れられれば
骨盤がまっすぐです
2、膝と足先を正面に向ける
ガニ股になったり、内股になったりせず
脚全体をまっすぐ前に向けていく
まずはこの2点を意識していきましょう
【まとめ】
膝下O脚は医学的にはない脚の歪みです。
一般的なO脚、X脚の歪みに、日常生活の
何気ない動作のクセが加わり、作られている
と考えられます。
骨盤を立てて、膝と足先を正面に向ける
姿勢の崩れに気づいたら、まず直す
膝下O脚を整える歩き方やエクササイズを
行っても、歪みをつくる生活習慣がそのまま
では、また脚のラインが崩れていきます。
普段、椅子に座っている時の姿勢に目を向け
自分がどのように座っているのか
自分の座り姿勢の確認から始めてみて下さい
・膝下のラインをまっすぐに整えたい
・まっすぐ座ると、逆に疲れやすい
・正しい座り方を詳しく教えてほしい
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文責 : 榎本 裕司
整体師歴20年、カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2020.02.15