腹を割る と出てくるお腹の横線は
・お腹を引き締め 腹筋のスジを出したい
・6パックが見える お腹に憧れている
・お腹を出して 見せられるようにしたい
ウエストがくびれ 下っ腹が凹み
お腹には スラっとしたスジが見えている
このような お腹に憧れている
腹筋運動を頑張っているが 一向にお腹の線が
現れてこない
腹を割ると出てくる お腹のスジは
腹筋の区分けをしている腱 になります
その腱を出すためには 筋トレは大切ですが
それ以上に重要なことがあります
それは 体脂肪( 皮下脂肪 )を落とすこと
どんなに筋肉を鍛えても 皮膚の下に脂肪が
蓄積していると スジは見えてきません
どれくらい体脂肪を落とせばよいか は
個人差がありますが 成人女性のひとつの目安
としては 体脂肪率20%未満 です
お腹のスジ は主に2つあり
1、お腹の中心に 縦に現れるスジ
2、6パックなどで見られる 横のスジ
です
縦線は アブクラックス と呼ばれており
体脂肪率が20%を切ってくると 縦線が見え
はじめてきます
そこからさらに体脂肪を落としていくと
横のスジが現れてきます
この横のスジが現れると いわゆる6パックが
ハッキリしてきます
人によっては 8パックと呼ばれる 見え方も
あります
この横スジが綺麗に見えたり 見えなかったり
することがあります
なぜなら 横スジ自体に個人差があるから
今回は お腹の横スジについて ご紹介させて
いただきます
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腹を割る と出てくるお腹の横線とは
体脂肪を落とすと現れる お腹の横スジは
お腹の中央にある 腹直筋を区分けする腱で
腱画( けんが )と呼ばれています
この腱画は 個体差があるため
人によって 見え方が変わってくる
日本人の腹筋を調査した文献では 1)
1、腱画の数
1側の腹直筋に 2個から5個のものまで
計測された
そのうちで 3個のものが 最も多数を占めた
一般的にはお腹の横筋は 3本が多いが
人によっては 2本~5本のケースもあった
2、腱画の左右差
同一個体における 左右の腱画は
必ずしも 同数ではない
人によっては 片側6パック 片側8パック
など 左右差があるケースがあるようです
割合として 3割の人が左右不均等だったと
発表されています
3、臍より下の腱画数
両側にあるものは32% 右片側は22%左片側は6%
両側に存在しないものは40%
おへそより下にある腱画は 両側ある
片側ある 両側とも無い と様々なケースがあった
4、腱画の形状
参照させて頂いている文献では 腱画の形状を
Ⅰ型~Ⅴ型の5つのパターンに分類しています
Ⅰ型:筋の全巾を横断するもの
腹直筋の端から端まで通っている
Ⅱ型:筋の内側縁より始まり 外側縁に達せぬ
腹直筋の内側から 端までいかずに途切れる
Ⅲ型:筋の外側縁より始まり 内側縁に達せぬ
腹直筋の外側から 中心までいかずに途切れる
Ⅳ型:筋の中央のみにあるもの
腹直筋の中心にだけ スジがある
Ⅴ型:腱画が途中で断絶するもの
スジが途中で途切れている
5つの分類の中で Ⅰ型が約77%で
Ⅳ型、Ⅲ型、Ⅱ型、Ⅴ型の順で少なくなって
いたそうです
5、腱画の形状比較
2~5本ある腱画では
上から3本は 比較的腹直筋を横断する Ⅰ型
下のほうは 不完全型が多かった
これら 文献で発表さていることを 確認すると
腹を割ると現れる横線 腱画はつき方に個人差
が かなり見受けられる
体脂肪を落として お腹の筋が見えてきたけど
思うような見え方にならない という場合は
根本的に腱画の付き方が 不完全というケース
もある ということが言えます
様々な腱画の形は その人の個性になります
ある形の中で どこまで体脂肪を落として
お腹の筋を出していくか その上で腹筋を強化
し どう見え方をデザインしていくかを
検討していただければと思います
お腹の筋を出すには 体脂肪を落とすことが
重要ですが 体脂肪の落としすぎは 体調不良に
つながることがあります
過度なダイエットは控え 体に負担をかけない
範囲で体脂肪コントロールをしていきましょう
体への負担が少ない 体脂肪の落とし方の一つ
が 16時間の空腹時間を確保するプチ断食
があります
16時間の空腹時間をつくることで 活動する
エネルギーを 自身の体脂肪等を燃やしつくる
スイッチが入ります
16時間プチ断食については こちらの記事
で ご紹介させていただいております
また お腹をデザインする腹筋運動は
などが オススメです
体脂肪コントロールと合わせて
無理のない範囲で 腹筋エクササイズも
行ってみてください
セルフケアでは イメージしている
お腹のラインになりにくい という方は
骨盤から 姿勢と動作を整える 整体 で
専門的に バランスを整えてまいります
ご興味がありましたら こちらも合わせて
ご覧ください
参照WEB :
1)https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnms1923/24/10/24_10_711/_pdf/-char/ja
文責 : 榎本 裕司
整体師歴20年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2021.06.07